今回はbrokeの意外な意味・用法を解説してみました。
breakの過去形で「壊した」という意味は有名ですが、実は他にも使い方があるのです。
一体どのような意味を持つのか? 一緒に確認していきましょう!
brokeの意味・用法
brokeの意味・用法は下記の通りです。
ポイント
- broke: 文無しの(形容詞として)
<定型表現>
- go broke: 文無しになる、破産する
- go for broke: 有り金をはたく、全力を尽くす
- If it ain’t broke, don’t fix it. : うまくいっているものはいじくるな
brokeの過去形の「壊した」という感覚がそのまま引き継がれていますね。”I am broke. (わたしは文無しだ)”のように使われます。
「go broke: 文無しになる」は、「go 形容詞: 形容詞になる(主に悪い状態)」というgoの用法の一部で使用されています。
また、「go for broke: 有り金をはたく、全力を尽くす」は、「文無しに向かっていく」というイメージで使われています。forには「~に向かって」という方向性のイメージがあるのですね。
最後に、「If it ain’t broke, don’t fix it. : うまくいっているものはいじくるな」は、「もしそれが文無しではないのなら、それを修理するな」が直訳でしょうか。ain’tはam not/are not/is not/have not/has notの縮約形※です。
※日本語にも「~しておく」が「~しとく」、「~してしまった」が「~しちゃった」と変化する現象が見られますよね。
おわりに
いかがでしたか? ちょっと細かいbrokeの話でした。
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