今回は“arm”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“arm”を含む英単語まとめ
armには、
- arm: 武器 (weapon)
というイメージがあることを意識してください。
「arm: 腕」⇒「腕で使うもの」という発想ですね。
たとえば、「arms: 武器」はまさに語源通りの単語ですよね。通常、語尾にsがつき、複数扱いで使用されます。
※FAREWELL TO ARMS (武器よさらば)はヘミングウェイによる不朽の名作ですね。
また、「army: 軍隊」にもやはり武器のイメージが伴いますね。
このように「arm: 道具、武器」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通すと記憶に残りやすくなりますよ。
- arm: ①腕、②~を武装させる
- arms: 武器
- armada: 大群衆、大型艦隊、無敵艦隊
- armament: 装備、平気、武装化(「ment: 単語を名詞化」)
- armistice: 休戦、停戦、停戦協定
- armor, armour: 甲冑、装甲板(「or: ~する人/モノ」)
- army: 軍隊
- alarm: 警報、恐怖、目覚まし時計(「武器を取れという警報」が原義)
- disarm: ~を武装解除する(「dis: 否定」)
- disarmament: 武装解除、軍備縮小(「ment: 単語を名詞化」)
- disarming: 怒りを除くような、心を和ませるような
- disarmingly: 敵意をなくすほどに、心が和むように(「ly: 単語を副詞化」)
- rearm: ~を再武装させる、再軍備させる(「re: 再び」)
- rearmament: 再武装、再軍備(「ment: 単語を名詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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