今回は受動態でby以下が省略されやすいパターンをまとめてみました。
いくつかパターンがありますが、ある法則を押さえてしまえればかなりスッキリ暗記できますよ!
ある法則とは一体何なのか? 一緒に見ていきましょう!
受動態でby以下が省略されやすい全3パターン
受動態でby以下が省略されやすい全3パターンは下記の通りです。
by以下が下記のパターンに当てはまるとき、省略されることが普通です。
- 一般の人々/漠然とした人々のとき
- 自明のとき
- 不明のとき
ざっくり言うと、
- by以下を言う必要ないよね
- by以下がわからないよね
というときにby以下が省略されやすいのですね。
例文付きで一緒に見ていきましょう!
受動態でby省略の例文
例文はコチラです。
一般の人々/漠然とした人々のとき
一般の人々/漠然とした人々のとき、by以下は省略されやすいです。
別に言う必要ないよね、言わなくてもわかるよね、という感覚です。them/us/you(彼ら/私たち/あなたたち)などのように、「一般的な人々」を広くさす場合に、特に省略が生じやすいです。
Cheese is made from Milk (by them).
(チーズはミルクから作られる)
Baseball is loved (by us).
(野球は愛されている)
自明のとき
自明のとき、by以下は省略されやすいです。
これも、別に言う必要ないよね、言わなくてもわかるよね、という感覚です。
This matter will be referred to later (by me).
(この問題はのちほど言及されます)
不明のとき
不明のとき、by以下は省略されやすいです。
これは、誰によってされたのか言いたくてもわからないよね、という感覚です。XXは正体不明の動作主を表しています。
The window was broken (by XX).
(窓が壊された)
The house was broke into last night.
(その家は昨晩侵入された)※「break into~: ~に侵入する」という意味です
おわりに
いかがでしたか?
- by以下を言う必要ないよね
- by以下がわからないよね
という感覚がわかっていると、なぜ省略されるのかがよくわかりますね!
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