【決定版】atを使う熟語・定型表現まとめ一覧 -イメージ理解

前置詞

 

atを含む熟語についてまとめてみました。

 

約50個あります。

 

大学受験はもちろん、各種資格試験、英会話も、atに関する定型表現はこれだけ覚えておけばOKです。

 

atを使う熟語まとめ一覧

こちらがatを使う熟語まとめ一覧です。

 

atが持つ大まかな意味ごとにざっくりわけてあります。

 

atには、

  1. 「~の一点で」
  2. 「~を狙って(目標、標的)」
  3. 「従事、状態」
  4. 「(価格、距離、速度などが)~で」
  5. 「原因、理由」

といった意味があるのですね。

 

 

atは「点を示すイメージ」と考えてください。

 

物理的にも時間的にも、比較的狭い一点を指すのです。(矢印の先をさすイメージ)

 

 

なお、前置詞atをさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もお読みくださいね。超わかりやすく&さらに詳しくまとめてあります。前置詞は奥が深いですよ。

【本質から理解!】前置詞atのイメージとは

 

 

さあ、atが持つ意味をイメージしつつ、一つずつ熟語・定型表現を見ていきましょう!

 

「~の一点で」

「~の一点で」の意味で使われている表現です。

 

  • all at once: 突然 (「at once: 突然」をallが強調)
  • at a distance: ある距離を置いて
  • at all costs: ぜひとも、どんな犠牲を払っても
  • at any cost: ぜひとも、どんな犠牲を払っても
  • at any price: ぜひとも、どんな犠牲を払っても
  • at any rate: とにかく、いずれにせよ
  • at all events: とにかく、いずれにせよ
  • at first hand: 直接、じかに
  • at first sight: 一目で
  • at a glance: 一目で
  • at hand: 手元に、近づいて
  • at heart: 心の底は
  • at large: 概して
  • at the cost of~: ~を犠牲にして
  • at the risk of~: ~の危険を冒して
  • at the mercy of~: ~に左右されて、なすがままで (mercy: 慈悲)
  • at a time: 同時に、一度に
  • at one time: 同時に、一度に
  • at one’s disposal: 思い通りに
  • at one’s convenience: 都合のいいときに
  • at the same time: 同時に
  • at all times: いつも
  • at any time: いつでも
  • at times: ときどき
  • drop in at~: (場所)をちょっと訪れる
  • drop in on~: (人)をちょっと訪れる
  • present oneself at~: ~に出席する
  • put up at~: ~に泊まる

 

「~を狙って(目標、標的)」

ある一点をピンポイントで指せば、「~を狙って(目標、標的)」ということにもなりますね。

 

  • aim at~: ~を狙う
  • be driving at~: ~を言おうとする/意図する
  • catch at~: ~をつかもうとする
  • get at~: ~に達する、~を意図する、~を見つける
  • throw A at B: AをBに投げてぶつける (to Bなら、「Bに投げて取ってもらう」)

 

「従事、状態」

ピンポイントで「ある状態にいる / あることに従事している」と考えます。

 

  • at a loss: 途方に暮れて
  • at ease: 安心した (発音は「イーズ」と濁るので注意)
  • ill at ease: 不安な
  • at full length: 手足をのびのびと伸ばして
  • at issue: 論争中で
  • at one’s disposal: 思い通りに (disposal: 処分)
  • at one’s wit’s end: 途方に暮れて (wit: 機知、正気 / end: 終わり、端、限界)
  • at peace: 平和に
  • at random: 手当たり次第に、でたらめに (≒ランダムの状態で)
  • at table: 食事中で
  • at the thought of~: ~を考えて
  • at will 意のままに
  • at work: 仕事中で
  • be at home with~: ~に精通している (≒~について家にいるような状態)

 

「(価格、距離、速度などが)~で」

変化する物事のある一点を指すイメージです。

 

  • at full speed: フルスピードで
  • at one’s best: 最高の状態で

 

「原因、理由」

感情の原因を指さすようなイメージです。

 

  • at the sight of~: ~を見て
  • be pleased at~: ~に喜ぶ (atではなくwith/aboutもアリ。atは動作、withは人、aboutは事柄が後ろに続く)
  • be delighted at~: ~に喜ぶ
  • be disappointed at~: ~に失望する
  • be surprised at~: ~に驚く

 

まとめ

いかがでしたか? atの「点を示すイメージ」を頭に置くと、様々な意味を一気に理解できますね!

 

定型表現の理解に前置詞はとても重要なので、よろしければ下記の記事(前置詞系の記事がたくさんまとめてあります)もお読みくださいね。

前置詞の記事まとめ

 

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