【理由を徹底解説】代名詞が先にくるパターンまとめ

名詞

 

今回は、代名詞がいきなり使われるパターンを解説してみました。

 

どういうこと?

 

 

例えば次の文を見てください。”Tom⇒he”ではなく、”he⇒Tom”という順番で代名詞が使われていますね。

 

通常、代名詞は既出の単語を表すために使われるので、”he⇒Tom”という順序はおかしいはずなのです。

When he saw me, Tom looked surprised.

(わたしを見た時、トムは驚いて見えた)

 

 

いったいなぜ、代名詞から使われてしまうのか? 他にはどのようなパターンが存在するのか?

 

まとめてサクッとチェックしてみました!

 

代名詞が先にくるパターンまとめ

代名詞が先にくるパターンまとめは下記の通りです。

 

ポイント
  • 副詞節が前にくる場合:主節がメイン、副詞節はオマケなので代名詞
  • 副詞句が前にくる場合:副詞句はオマケなので代名詞
  • 読者の関心を引きたい場合:「誰?」と思わせることで、読者を話に引き込む
  • 列挙する場合:後ろで列挙

 

 

これだけ見てもよくわかりませんね。具体的な例文と一緒に、一つずつチェックしていきましょう!

 

副詞節が前にくる場合

副詞節が前にくる場合から見てみましょう。

 

まずは例文から。

When he saw me, Tom looked surprised.

(わたしを見た時、トムは驚いて見えた)

 

 

副詞節というのは、whenやifなどの接続詞のカタマリのことです。今回の例文では、”When he saw me”が副詞節になります。

 

副詞節というのは、ざっくり言うと「オマケのカタマリ」なのですね。Tom looked surprised”が「メインのカタマリ」(主節と呼びます)なのです。

 

 

つまり、

「オマケのカタマリ(副詞節)」には代名詞のheを使い、

「メインのカタマリ(主節)」にはTomを使うという感覚ですね。

 

 

ちなみに、副詞節は位置を入れ替えることも出来るので、下記のように文を書き換えることも出来ます。こうすれば、”Tom⇒he”という語順にすることも出来ますね。

When he saw me, Tom looked surprised.

Tom looked surprised when he saw me.

(わたしを見た時、トムは驚いて見えた)

 

副詞句が前にくる場合

副詞節と同じように、副詞句が前にくる場合も、いきなり代名詞を使うことが多いです。副詞節でいきなり代名詞を使ったのと同じ感覚です。

 

ん? 副詞句と副詞節の違いって何?

 

  • 副詞句:SVを持たないオマケのカタマリ(前置詞のカタマリなど)
  • 副詞節:SVを持つオマケのカタマリ

 

 

副詞句のカタマリでいきなり代名詞が使われている例は下記の通りです。やはり、副詞句は文頭に持ってきても、文末に持ってきてもOKです。

With his arms waving, Tom shouted.

Tom shouted with his arms waving.

(腕を振りながら、トムは叫んだ)

 

読者の関心を引きたい場合

読者の関心を引きたい場合です。小説などの物語でよくみかける形式です。

 

文の最初でいきなり「彼は~」と書き出すと、読者は「彼って誰??」と物語の続きが気になりますよね。このように、読者の興味関心を引き寄せる場合に使われる手法です。

 

He was born in NY and brought up by gangsters.

(彼はニューヨークで生まれ、ギャングたちによって育てられた)

 

 

わたしが適当に考えた文ですが、「ギャングによって育てられた『彼』って誰?」とお話の続きが気になりませんか?

 

 

いや、別に

 

 

 

次へ行きましょう。

 

列挙する場合

後ろで事項などを列挙する場合、まずは代名詞を使うことがあります。

 

日本語でも、「質問はこういったことです。質問①~、質問②~、質問③~…」と続けることがありますよね。それと似た感覚で捉えて良いと思います。

 

例はコチラです。

The questions are these:

  1. Where is the man come from?
  2. When did the man leave the town?
  3. Why did the man commit the crime?

(質問はこういったことです:

  1. その男はどこ出身なのか?
  2. その男はいつその街を出たのか?
  3. その男はなぜその犯罪を犯したのか?)

 

 

ちなみに、具体例を列挙する際はコロン: を使用します。

 

結構適当に使っている方も多いですが、下記でコロン: とセミコロン; の違いを詳しく&わかりやすく解説しています。サクッと読めるので、ぜひお読みくださいね。

【イメージでわかる】セミコロン;とコロン:の違いを例文で理解

 

まとめ

いかがでしたか? 最後にポイントを再掲します。グッと頭に入りやすくなっているはずです。

 

ポイント
  • 副詞節が前にくる場合:主節がメイン、副詞節はオマケなので代名詞
  • 副詞句が前にくる場合:副詞句はオマケなので代名詞
  • 読者の関心を引きたい場合:「誰?」と思わせることで、読者を話に引き込む
  • 列挙する場合:後ろで列挙

 

 

これで一段上の英作文力にもつながりますね。

 

なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

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※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。

 

 

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それでは!

 


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