【サクッと理解】総称表現のtheとは?

冠詞

 

今回は総称表現のtheについてまとめてみました。

 

文法書などでよく目にする表現ですが、「結局どういうことなのか」「なぜそういう意味になるのか」がイマイチわからないですよね。

 

今回はそんな疑問にサクッと答えてみました。

 

theの基本的な機能…「区別」すること

まずはtheの基本的な機能から確認しましょう。theは、読者が「ああ、それね」と指差せるモノにつきます。

 

例えば次の例文をみてください。読者が「ああ、そのイヌね」と指差すことが出来るので、二度目に出てくるdogにはtheが付いています。

There was a dog, and the dog was barking.

(一匹のイヌがいた。そして、そのイヌは吠えていた)

 

 

読者が「ああ、それね」と指差せるという感覚。それは、他のイヌとは区別する感覚へとつながっていきます。(「他のイヌではない、まさにそのイヌだ」という感覚があります)

 

 

そこから「全体の中で他と区別する」という意味合いも出てきます。

※詳しくは下記の記事にあります。

参考:【本当のthe】the left/the north/in the morning/the pastにtheが付く理由とは?

 

総称のtheの正体

「全体の中で他と区別する」というのが総称のthe正体です。

 

次の例文を見てください。

The beetle is the king of insects.

(カブトムシは昆虫の王様だ)

 

 

beetle (カブトムシ)の直前についているtheが総称のtheです。このtheは、「カブトムシという種全体」を表す役割をしているのですね。

 

 

さて、ここでtheが持つ「全体の中で他と区別する」という役割を思い出してください。

 

the beetleには、「クワガタでもカナブンでもない…カブトムシ!」という意味が込められています。「昆虫全体の中で、カブトムシだけを取り出して話をしよう!」という気持ちが込められているのです。

 

「カブトムシだけを取り出す」=「カブトムシという種全体を取り出す」ことにつながっているわけですね。

 

 

その結果、theがカブトムシという種全体を総称する意味を持つことになるのです。

 

 

 

theもなかなか奥深いですね! 最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

なお、冠詞についてさらに詳しく学びたい方には、aとtheの底力 — 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界がおススメです。

 

わたしが今まで読んだ冠詞系の本の中で、一番わかりやすい&本質に迫った説明がなされていると感じました。一般の書店にはあまりないのですが、ぜひ一度お読みすることをおススメします。

 

 

それでは!

 


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