こんにちは、講師のNです。
『一億人の英文法』は目にしたことがあると思います。大西泰斗氏&ポール・マクベイ氏による大ヒット英文法書ですね。
しかし皆さん、二人が20年ほど前に英文法の本を何冊も出しているのはご存知でしょうか?
しかもこれが、メチャクチャ面白い。一億人の英文法がメじゃないほどに。
一億人の英文法でさえあんなに面白かったのに…
今回はそれらの本をざっとまとめて紹介していきたいと思います。
目からウロコの本ばかりですよ!
一覧表
まずは一覧表から。かなり多くの種類の本が出版されています。
- ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく
- ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉
- ネイティブスピーカーの英語感覚―ネイティブスピーカーの英文法〈3〉
- ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力 (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの単語力〈1〉基本動詞 (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの単語力〈2〉動詞トップギア (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの単語力〈3〉形容詞の感覚 (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの英会話 CD (ネイティブスピーカーシリーズ)
上記の本は一般にはあまり流通していないのか、通常の書店でみつけることは困難です。
ただ、Amazonでは今のところ購入可能なようです。上記一覧表のリンク先が商品ページになっていますので、いちいち検索するのが面倒な方はぜひご活用ください。
以下では、各書をざっくりレビューしていきます。
ネイティブスピーカーの英文法、ネイティブスピーカーの前置詞、ネイティブスピーカーの英語感覚、ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力
まずは、英文法系のシリーズから。
- ネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につく
- ネイティブスピーカーの前置詞―ネイティブスピーカーの英文法〈2〉
- ネイティブスピーカーの英語感覚―ネイティブスピーカーの英文法〈3〉
- ネイティブスピーカーの英文法絶対基礎力 (Native speaker series)
これらは、一見すると「当たり前」の英文法をネイティブスピーカーの観点からわかりやすく説明したものです。
例えば日本人を悩ませる冠詞の感覚なども(aをつけるのかどうか)、非常にわかりやすく説明されています。
読み物形式なので、手軽に読めます。(挿入されている図がなかなか毒々しい感じですが、それは読んでからのお楽しみです。笑)
個人的に一番オススメなのは、やはり一番最初に出されたネイティブスピーカーの英文法―英語の感覚が身につくです。
一番初めに出されたものとだけあり、内容がギュッと凝縮されています。英文法を無味乾燥なものではなく、有機的なつながりをもったものとして理解できる良書です。
「英文法が嫌いで嫌いで仕方ない!」という方にこそ、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
ネイティブスピーカーの単語力〈1〉基本動詞、ネイティブスピーカーの単語力〈2〉動詞トップギア、ネイティブスピーカーの単語力〈3〉形容詞の感覚、ネイティブスピーカーの英会話
単語力シリーズは、基礎的な英単語が持つニュアンスの違いをとことん本質的に説明した一冊です。
goやsee, takeなど、基本的な英単語は、様々な意味に派生することが多いのですが、意味の本質を理解出来れば、それらを一網打尽に感覚的に記憶することが出来ます。
「単語が苦手で仕方ない!」という方は、まずは気軽に目を通してみることをオススメします。間違っても丸暗記しようなどと考えてはいけません。
読み物としておもしろいので、なるほどと思いながら読んでいくうち、「単語も結構面白いじゃないか」と思えること間違いなしです。
- ネイティブスピーカーの単語力〈1〉基本動詞 (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの単語力〈2〉動詞トップギア (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの単語力〈3〉形容詞の感覚 (Native speaker series)
- ネイティブスピーカーの英会話 CD (ネイティブスピーカーシリーズ)
中でもおススメは、ネイティブスピーカーの単語力〈1〉基本動詞 (Native speaker series)です。身近な単語を扱っているのですが、これまで丸暗記していた点と点を、線としてスッと理解することが出来ます。
おわりに
いかがでしたか?
一億人の英文法は世間一般の方にもよく読まれていますが、本記事で紹介した本はあまり広くは読まれていないはずです。
他の人が知らない情報を知ることにもつながるので、周囲にもドヤ顔で自慢できますよ!(わたしも普段の授業で小ネタとして使用しているのはナイショです笑)
それでは!
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