今回はBut for, Without, Withを用いた仮定法について説明します。
仮定法って、ifがなくても表現できるのですね。
3分程度でサクッと読めますよ!
「But for/Without = もし~がなければ」、「With = もし~があれば」
まずは意味をまとめてみましょう。それぞれ下記のように使うことが出来ます。
全て「もし~」という意味を含んでおり、ifに近い意味を持っている点がポイントです。
- But for~/Without~: もし~がなければ (現在)、もし~がなかったら (過去)
- With~: もし~があれば (現在)、もし~があったら (過去)
具体例は下記にて見ていきましょう!
But for/Without,/Withを用いた仮定法の例文
But for/Without,/Withを用いた仮定法の例文はコチラです。
まずはBut for/Withoutです。現在/過去の両方の意味で使えるのがポイントですね。
Without her, he would not be here now.
= But for her, he would not be here now.
(彼女がいなければ、彼は今ここにはいないだろう)
Without his effort, he would not have succeeded.
= But for his effort, he would not have succeeded.
(彼の努力がなかったら、彼は成功していなかっただろう)
次はWithです。同じく現在/過去の両方の意味で使えるのがポイントです。
With a little more patience, he would be here now.
(もう少し忍耐力があれば、彼は今ここにいるだろうに)
With a little more patience, he would have succeeded.
(もう少し忍耐力があれば、彼は成功していただろうに)
なお、but for, withoutに関しては、
- もし~がなければ ⇒If it were not for
- もし~がなかったら ⇒If it had not been for
で書きかえることが出来ます。
コチラの表現については、下記の記事で詳しく説明していますので、興味があればぜひお読みくださいね。
参考記事:【仮定法】If it were not for/If it had not been forの訳し方
おわりに
いかがでしたか? 大学受験やTOEIC等でも頻出の表現でした。
コメント
[…] 参考記事:【決定版】but for, without, withを用いた仮定法とは? […]