【決定版】see/look/watchの違い/使い分けをイメージ理解 -例文付

基本単語

 

突然ですが、see/look/watchの違いをハッキリ答えることは出来ますか?

 

基本的な単語ではありますが、100%答えきるのは難しいハズです。

 

今回は、そんな基本単語の意味の違いをわかりやすくまとめてみました。

 

記事は3分程度で読めますよ!

 

see/look/watchの違い/使い分け

まずは全体像からです。see/look/watchのイメージの違いをざっくりまとめると、下記のようになります。

 

see/look/watchの違い
  • see: 勝手に目に入ってくるイメージ/目に入ったものが頭で認識されるイメージ
  • look: 積極的にパッと目を向けるイメージ/外見に注意が向いていて、表面的なイメージ
  • watch: 動くものを注意してじっと見るイメージ

 

 

具体例がないとわかりづらい…

 

例文付きで個別に見ていきましょう!

 

see/look/watchの例文

see/look/watchの例文はこちらです。

 

seeの用例

seeが持つ、

  1. 勝手に目に入ってくるイメージ
  2. 目に入ったものが頭で認識されるイメージ

に注目しつつ、例文を見てください。

 

 

まずは基本形。なんとなくふと目に入ってきた感じです。

I saw the house.

(わたしはその家をみた)

 

会えば必ず相手が目に入ってきますよね。

I saw her.

(わたしは彼女に会った)

 

また、見ることは経験することでもあります。

This park has seen many romances.

(この公園ではたくさんのロマンスがあった

≒ この公園はたくさんのロマンスを経験した)

 

さらに、目に入ってきたものが頭で理解されると、わかる/考える/理解する/チェックするといった意味にもなりますね。

I see.

(わかりました)

 

I don’t see the use of learning English.

(英語を学ぶことに意味があるとは思えない)

 

Please see who is there.

(そこに誰がいるか見てください = チェックして)

 

 

seeは思考と結びつきやすい単語なのですね。

 

look

lookは、

  1. 積極的にパッと目を向けるイメージ
  2. 外見に注意が向いていて、表面的なイメージ

に注目しつつ用例を見てください。

 

 

まずは基本形から。積極的に視線を向けているイメージです。

Look at me!

(わたしを見て!)

 

He is looking for the key.

(彼は鍵を探している)

※それぞれ前置詞at / forと結びついている理由は、下記の記事を読んで頂ければだいぶ腑に落ちると思います。

【本質から理解!】前置詞atのイメージとは

【本質から理解!】前置詞forのイメージとは

 

 

視線を向けるのは、あくまで外見に意識が向いているから。中身にまでは意識が向いていません。

She looks pretty.

(彼女はカワイイ = 外見がカワイイ。中身については言及していない)

 

Ema looks like Mary.

(エマはメアリーに似ている)

 

watch

ラストはwatchです。

  1. 動くものを注意してじっと見るイメージ

を頭に入れつつ用例を見てください。

 

 

まずは基本形から。動くものを見ているイメージです。

I watched TV.

(わたしはテレビを観た)

 

I watched a baseball game.

(わたしは野球の試合を観た)

 

注意して見るイメージです。また、注意する対象に動きが伴ってもいますね。

Watch out!

(気をつけろ!)

 

Watch your step.

(足元に気をつけて)

 

動きがあるものにべったり張り付いているイメージです。(軽くホラーですね…)

He watched her all through the day from behind.

(彼は彼女のことを一日中後ろから見た)

 

おわりに

いかがでしたか?

 

細かい使い分けが理解出来れば、英作文や英会話に役立つだけでなく、小説を読む時にもニュアンスの違いがわかり世界がグッと広がりますね!

 

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