今回は「似合う」に関する英語表現をまとめてみました。

何が難しいの?
使い方に注意が必要で、意外と苦戦する表現の一つです。試験にも頻出ですので、まとめて確認していきましょう!
覚える際のポイント
「似合う」系の表現を覚える際は、下記のポイントに注意をしてください。
- 「モノがモノに似合う」のか、「モノが人に似合う」のか
- 「色、形、大きさ、気候等…」の「似合う」の内容がなんなのか
これらの点に注意して、それぞれの単語を具体的にチェックしていきましょう!
「似合う」系の動詞まとめ
「似合う」系の動詞まとめは下記の通りです。
- become A: (服装、髪形、態度などが) 人に似合う
- suit A: (服装、色などが) 人orモノに似合う ※大きさには使わない
(食物、気候などが) コトorモノに似合う - fit A: (大きさ、形、容貌や行動などが) 人orモノに合う
- match A, go with A: (モノが) モノに調和する ※モノ同士のバランス。人とモノのバランスにはNG
- agree with A: (風土、気候、食物などが) 人に合う
- 「モノがモノに似合う」のか、「モノが人に似合う」のか
- 「色、形、大きさ、気候等…」の「似合う」の内容がなんなのか
に注意しながら次の例文を見ていってくださいね。
Your new dress becomes you very well.
(新しいドレスは、君に似合っている)
Such conduct does not become a gentleman.
(そのような行動は、紳士には似合わない)
I think blue suits you.
(青は君に似合うと思う)
What time suits you best?
(何時が最も君に都合が合う?)
This climate does not suit tropical plants.
(この気候は、熱帯性の気候に合わない)
The dress fits you.
(そのドレスは君に(大きさ/形が)合っている)
The key doesn’t fit the lock of the door.
(そのカギは、ドアのロックに合っていない)
The shoes match this sweater. / The shoes go with this sweater.
(その靴は、このセーターに合っている)
The climate doesn’t agree with me.
(その気候は、わたしに合わない)
以上、「似合う」系の動詞のまとめでした。
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