今回はbesideの意味について解説してみます。
- ~のそばに、近くに
- ~と比べると、~と肩を並べる
- ~を外れて
上記のように、一見バラバラの意味を持ちますが、「あるイメージ」に着目することで、全て一気に覚えることが出来ますよ!
besideのイメージ -意味/使い方まとめ
besideは、「横に並べるイメージ」です。
横に並べる??
何かモノがある横に、ポンと別のモノを並べるイメージで、下記の主な意味/使い方のまとめを眺めてみてください。
- ~のそばに、近くに
- ~と比べると、肩を並べて(比較級は使用しない)
- ~を外れて
具体的な例文を使いつつ、それぞれの意味を考えていきましょう!
besideの例文
besideの例文です。意味ごとにチェックしていきましょう。
~のそばに、近くに
まずは「~のそばに、近くに」です。
コチラが例文です。
She put Naruto beside Dragon Ball.
(彼女をナルト置いた、ドラゴンボールのそばに)
これは、ナルトとドラゴンボールを横に並べるイメージです。そのため、「~のそばに」という訳になっています。
イメージは下記の通りです。著作権ギリギリのわたしの図を元に、理解を深めてください。
~と比べると
次に「~と比べると、~と肩を並べる」です。
例文はコチラです。
Naruto is interesting beside Dragon Ball.
(ナルトは面白い、ドラゴンボールと比べると)
besideのイメージを思い出してください。
横に並べるイメージだ!
そうです。何かを比べるときは、横に並べて比べますよね。
ナルトとドラゴンボール、二つのモノを横に並べて比べている感覚を持ってくださいね。なお、ここでは「ナルトの方が面白い」と言っているのですが、besideでは比較級を使用しない点にも注意してください。
また、横に並べて比べると、文脈次第では「肩を並べる」という意味にもなりますね。
Naruto ranks beside Astroboy.
(ナルトは位置づけられる、鉄腕アトムと肩を並べて)
~を外れて
最後に「~を外れて」です。
まずは例文を見てみましょう。
His question is beside the point.
(彼の質問は、本質を外れている)
これも、横に並べる感覚で捉えてください。
まず「これどういうことですか?」とドヤ顔で質問するわけですよ。ビシッ、と質問を投げかけるわけです。
しかし、「大切なポイント=的」というのが、その質問の横に並ぶ形になってしまっています。
「質問」と「大切なポイント」が横に並んでいるというのは、「質問が的に当たっていない状況」ということです。
その結果、「彼の質問は的外れだ、本質を外れている」という意味になるのですね。
同じように、「beside oneself: 我を忘れて」になる理由も理解できます。「自身を外れていた」というのがコアイメージですね。
He was beside himself with joy.
(彼は喜びで有頂天になっていた =彼自身を外れていた)
She was beside herself with worry about her baby.
(彼女は赤ちゃんのことが心配で動転していた =彼女自身を外れていた)
まとめ
いかがでしたか? 最後に改めて意味をまとめてみます。
- ~のそばに、近くに
- ~と比べると、肩を並べて(比較級は使用しない)
- ~を外れて
横に並べるイメージを理解出来ていると、besideの意味を丸暗記せずに済みますね!
なお、下記の表現も同じような発想で攻略できるので、ぜひあわせてお読みくださいね。
【前置詞】besidesが「加えて」「除いて」と真逆の意味を持つ理由
コメント
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