【前置詞】besidesが「加えて」「除いて」と真逆の意味を持つ理由【イメージ理解】

前置詞

 

前置詞のbesidesが「~に加えて」「~を除いて」と二つの意味を持つのはみなさんご存知ですか?

 

一つの単語が真逆の意味を持つのって、よくよく考えると不思議ですよね。

 

 

たしかに…

 

 

一つの単語が真逆の意味を持つ理由について、今回は考察してみました。

 

実は、根底にあるイメージはたった一つなのです。

 

※本記事はYouTubeでも面白おかしく解説しています。

【意外!】besidesが真逆の意味になる理由

 

besidesのイメージは…「付け加える」

辞書でbesidesを調べると、こんな記述があります。

 

  • ~に加えて ⇒肯定文で使用
  • ~を除いて ⇒否定文・疑問文で使用

 

 

「~除いて」の意味を持つのは否定文や疑問文のとき、というのがポイントです。

 

 

このポイントを突き詰めて考えると、一見真逆に見えるbesidesの意味も、

「付け加える」というイメージで全て捉えることが出来るのです。

 

 

どういうこと?

 

例文で考えていきましょう。

 

まずは肯定文から。「~に加えて」という意味で使用されるので、「付け加える」というイメージのままですね。

He studied English besides math.

(彼は数学に加えて英語を勉強した)

 

She bought Naruto besides Dragon Ball.

(彼女はドラゴンボールに加えて、ナルトも買った)

 

 

次は否定文です。これも「付け加える」というイメージで見てください。

No one besides me helped him.

(わたしを除き、誰も彼を助けなかった

= 誰も彼を助けなかった。わたしは彼を助けた人に付け加えるけれど)

 

 

いかがですか? 図で考えるとわかりやすいと思います。

 

 

まず、だれも彼を助けない (No one helped him.)という状況があるわけです。

 

 

 

たしかに「彼」という字が顔面に書かれている奴がいたら、全員無視しますね。関わり合いたくないですね。だから誰も助けないわけです。

 

 

しかし、そこへ、「彼」を助けてくれる優しい存在が登場します。それが「私」です。

 

 

この、「私」を付け加える感じ。これが”besides me”なのです。

 

 

“No one besides me helped him.”を直訳すると、

「誰も彼を助けなかった。わたしは彼を助けた人に加えるけれどね」という意味になり、

「= わたしを除いて、誰も彼を助けなかった」という和訳が完成します。

 

 

なるほど…!

 

これが出来れば疑問文の理解も楽勝でしょう。文脈次第で「~を除いて」「~に加えて」という和訳に変化はしますが、全て「付け加える」イメージで理解できます。

Is there anyone else that can speak English besides Maki?

(マキのほかに(≒~を除いて)、英語を話せる人はだれか他にいる?

= 誰かほかに英語話せる? とりあえずマキは付け加えておくとして)

 

What do you want besides the book?

(その本のほかに、何か欲しいものある?

= 何欲しい? とりあえずその本は付け加えておくとして)

 

おわりに

いかがでしたか?

 

表面的な和訳ではなく、本質的なイメージを理解できると、一気に英語が得意になります。ぜひぜひ、「どうしてこれはこんな意味を持つのかな?」という疑問を持ちながら勉強してくださいね。

 

それでは!

 


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