今回は不定冠詞a/anが「ちょっと」の意味になる表現をまとめてみました。
どういった表現で使われるのか? どうしてa/anが「ちょっと」の意味になるのか?
わかりやすくサクッとまとめています!
a/anが「ちょっと」の意味になる表現まとめ
a/anが「ちょっと」の意味になる表現まとめです。
ポイント
- at a distance: ちょっと離れたところで
- for a moment: ちょっとの間
- wait a minute: ちょっと待ってて
- go on an errand: ちょっと使いに行く
- in a hurry: ちょっと急いでいる
- in a word: ひとことで言えば
- pay a visit to~: ~へちょっと寄る
- take a bath: ちょっと風呂に入る
- take a bite: ちょっと噛む
- take a glance at~: ~をちらっと見る
- take a walk: ちょっと歩く
全て「ちょっと」の意味でa/anが使われていますね。どうしてa/anが「ちょっと」の意味になるかというと、a/anの語源はoneから来ているからです。
oneは「1つ」という意味ですが、「1つ」はどんなよりも少ない数ですよね。
※「自然数以外でなら…」とか「虚数を含めれば…」とか屁理屈をこねだす気難しい方は今すぐブラウザを閉じてくださいね
どんな数よりも少ないので、それはつまり「ちょっと」という感覚につながっていくわけです。
a/anが「ちょっと」という意味になることを理解できると、様々な表現もスッと頭に入ってきますね!
おわりに
いかがでしたか? ちょっとディープな冠詞の世界でした。冠詞についてさらに詳しく学びたい方には、aとtheの底力 — 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界がおススメです。
わたしが今まで読んだ冠詞系の本の中で、一番わかりやすい&本質に迫った説明がなされていると感じました。一般の書店にはあまりないのですが、ぜひ一度お読みすることをおススメします。
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