今回はkeep O Cとleave O Cの違いについて説明したいと思います。
どちらも「OをCのままにしておく」という日本語になるので、違いがわかりにくいですね。
ただ、両者には決定的な違いがあるのです。
どんな風に違うの?
下記で詳しく説明します。三分でサクッと理解出来ますよ!
「意図して放置」と「意図せず放置」
keep O Cもleave O Cも「OをCのままにしておく」という意味になるわけですが、
両者の違いは下記のとおりです。
- keepは「意図して放置」
- leaveは「意図せず放置」
例文で見るとこんな感じです。「O = the window」「C = open」です。
She kept the window open.
(彼女は窓を意図的に開けっぱなしにしておいた)
She left the window open.
(彼女は窓を意図せず開けっぱなしにしておいた)
どちらも窓が開けっぱなしだったことに変わりはないのですが、
kept (keepの過去形)では、「意図的に敢えて開けておいた」ことが示されています。
空気が悪い/暑い…などの理由で、換気したかったのでしょうね。
一方、left (leaveの過去形)では、「意図せず開けておいた、つまりは閉め忘れた」
ことが示されています。
本当は閉めるつもりだったのに、ついうっかり閉め忘れてしまった。
そんなシチュエーションです。
おわりに
いかがでしたか?
ちょっとした単語の違いで、意味に大きな差が出るのですね。
leaveとkeepを逆に使えば試験で減点は避けられない(実際のやりとりでも「?」となるかもしれない)ので、これを機にしっかりマスターしてくださいね。
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