今回は“前置詞+home”の表現をまとめてみたいと思います。
通常、”go to home”という表現は間違いで、homeは”go home”のように前置詞なしで使用されます。(副詞扱いされることが多いためです)
ただ、一部の表現では前置詞の直後にhomeが置かれることもあります。いったいどのような表現があるのか? サクッとまとめてみましょう!
“前置詞+home”の表現まとめ
“前置詞+home”の表現まとめは下記のとおりです。
- at home: ①在宅して(この意味ではat省略可)、②国内で、③くつろいで、④なじんで
- away from home: ①家を離れて/家にいない
- close to home: ①核心をついて、②身近で
at homeが「①在宅して」の意味の場合は、atを省略しても良いです。コロナの際は小池都知事が”Stay home.”と呼びかけていましたが、海外では”Stay at home.”という標語が使われていました。
それぞれの例文は下記のとおりです。
まずは「at home: ①在宅して、②国内で、③くつろいで、④なじんで」です。
Stay at home.
Stay home.
(家にいて)
She is popular both at home and abroad.
(彼女は国内と海外の両方で人気だ)
I feel at home with my family.
(私は家族といると気が休まる)
Make yourself at home.
(くつろいでください = あなたが家にいるようにして)
He is quite at home with the subject.
(彼はその問題に精通している)
次に「away from home: ①家を離れて/家にいない」です。なお、少し意味は変わりますが、from homeだけの形で「家から」という意味で使われることもあります。
He has been away from home for the past ten days.
(彼はここ10日間家を離れている)
Work From Home.
(リモートワーク/在宅勤務 = 家から働く)
最後に「close to home: ①核心をついて、②身近で」です。
These words hit close to home.
(これらの言葉は胸にしみる)
Begin close to home.
(身近なところから始める)
おわりに
いかがでしたか? まとめて押さえておくと覚えるのが楽になりますね。
※今回取り上げたほかにも何か表現があればコメント欄にてご指摘ください。適宜追加していきます
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