今回は動名詞の形容詞的用法の意味/使い方を紹介してみたいと思います。
現在分詞のVingとは見かけ上は同じ形ですが、動名詞のVingとは意味が大きく変わってくるのですね。
今回はそんな意味の違いをサクッとまとめてみました。
現在分詞Vingとの違い -動名詞の形容詞的用法の意味/使い方とは
動名詞の形容詞的用法の意味/使い方は下記の通りです。現在分詞との違いもまとめてあります。
ポイント
- 動名詞Ving: 修飾する名詞の目的や用途 Vするために(後ろの名詞に強勢は置かれない)
- 現在分詞Ving: 修飾する名詞の動作や状態 Vしている(後ろの名詞にも強勢が置かれる)
動名詞Vingは修飾する名詞の「目的や用途」を意味します。「Vするための」という意味を裏側に含むことが多いのですね。また、後ろの名詞に強勢は置かれません。
一方、現在分詞Vingは修飾する名詞の「動作や状態」を意味します。「Vしている」という意味で考えれば大丈夫です。この場合、後ろの名詞にも強勢が置かれます。
それぞれの例はコチラです。
a sleeping bag
(寝袋 = 寝るための袋)
a sleeping cat
(寝ている猫)
※下線は強勢を示す
動名詞Vingが「Vするための」という意味になるのは意外と見落としがちかもしれません。これを機会にチェック出来たら良いですね。
他にも、動名詞Vingが形容詞的に働いている表現をいくつか紹介しておきます。
a driving school
(自動車学校 = 運転するための学校)
a running shoes
(運動靴 = 走るための靴)
a smoking room
(喫煙室 = タバコを吸うための部屋)
a washing machine
(洗濯機 = 洗うための機械)
a waiting room
(待合室 = 待つための部屋)
おわりに
いかがでしたか? 意外と見落としがちな動名詞Vingの形容詞的用法でした。
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