今回は動名詞と現在分詞Vingが、形容詞として使われる場合の意味の違いをまとめてみたいと思います。
どちらも名詞の前に置かれると形容詞として機能することがあるのですが、
それぞれ持つ意味が大きく変わってくるのですね。
今回はそんな意味の違いをサクッとまとめてみました。
動名詞と現在分詞Ving「形容詞」としての意味の違いとは
動名詞と現在分詞Ving「形容詞」としての意味の違いは下記の通りです。
- 動名詞Ving: 修飾する名詞の目的や用途
- 現在分詞Ving: 修飾する名詞の動作や状態
動名詞Vingは修飾する名詞の「目的や用途」を意味します。
「Vするための」という意味を裏側に含むことが多いのですね。
一方、現在分詞Vingは修飾する名詞の「動作や状態」を意味します。
「Vしている」という意味で考えれば大丈夫です。
それぞれの例はコチラです。
a sleeping bag
(寝袋 = 寝るための袋)
a sleeping cat
(寝ている猫)
動名詞Vingが「Vするための」という意味になるのは意外と見落としがちかもしれません。これを機会にチェック出来たら良いですね。
なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、
がダントツでおススメです。
何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。
重たいので持ち運びには向いていませんが、ロイヤル英文法(kindle版)も持っていると便利です。わたしは紙版とkindle版の両方を所持しています。
※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。
現代英文法講義は、ロイヤル英文法で解決しなかった疑問を解消してくれることがあるので重宝しています。また、少し違った角度から説明を与えてくれることもあるので、ロイヤルと併用しています。
教師のためのロイヤル英文法はややレベルの高い文法書ですが、教える立場からすると「なるほど」というような構成になっています。語法等の細かい知識も網羅しています。2020年現在、一般の書店で見かけることはなく、ネットでも中古しか見当たらないのが残念。
その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。
それでは!
コメント