【豆知識】neverが不適切な場合とは?【never使えない】

 

今回はneverの使用が不適切な場合について解説してみました。

 

「決して~ない」、「一度も~ない」という訳語はよく知られていますが、ある場合にはneverを使えないことがあります。

 

一体どういうことなのか? 一緒に確認していきましょう!

 

neverの使用が不適切な場合

neverの使用が不適切な場合は下記の通りです。

 

neverの使用が不適切な場合
  • 一時的なことに言及する場合(neverは「どの時点でも違う」という意味を含意するため)

 

 

たとえば下記のような使い方が典型ですが、neverは「どの時点でも違う」ということを含意します。「これまでの人生のどの時点を考えても、一度も見たことがない」というイメージです。

I have never watched the movie.

(わたしはその映画を一度も見たことがない)

 

 

従い、原則として、一回きりの行為に対してneverを使用することはできません。一回きりの行為に対しては、notを使用します。

 

特に、neverのように強い否定にしたいのであれば、”not ~ at all”を使用します。

△:He never read this book yesterday.

(彼は決して昨日この本を読まなかった)

 

〇:He did not read this book yesterday.

(彼は昨日この本を読まなかった)

 

△:I am never satisfied with it.

(わたしはそれに全く満足していない)

 

〇:I am not satisfied with it at all.

(わたしはそれに全く満足していない)

 

 

また、下記のように、現在の習慣など(=一度きりではない、何度か反復されている事柄)に対しては、neverは使用可能です。

He is never at home.

(彼はいつだって家にいません)

 

ちなみに、ジーニアス英和辞典 第5版によれば、くだけた表現ではnotの強意表現としてneverが使用されることもあるようです。

I waited, but she never came up.

(わたしは待ったが、結局彼女は来なかった)

 

おわりに

いかがでしたか? ちょっと細かいneverの用法でした。

 

 

なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書をいくつか挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 英文法・語法 Vintage 3rd Edition
  4. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

重たいので持ち運びには向いていませんが、ロイヤル英文法(kindle版)も持っていると便利です。わたしは紙版とkindle版の両方を所持しています。

※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。

 

 

現代英文法講義は、ロイヤル英文法で解決しなかった疑問を解消してくれることがあるので重宝しています。また、少し違った角度から説明を与えてくれることもあるので、ロイヤルと併用しています。

 

 

英文法・語法 Vintage 3rd Editionは大学受験用の参考書ですが、単元別に重要表現が網羅的にまとめられているのでおススメです。語法もコンパクトにまとめられているので、手元にあると重宝します。

 

 

教師のためのロイヤル英文法はややレベルの高い文法書ですが、教える立場からすると「なるほど」というような構成になっています。語法等の細かい知識も網羅しています。2020年現在、一般の書店で見かけることはなく、ネットでも中古しか見当たらないのが残念。

 

 

その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。

 

それでは!

 


コメント