今回は同族目的語について解説してみました。
一体どのような表現なのか? どういった種類の表現があるのか?
サクッとみていきましょう!
同族目的語とは?
同族目的語とは、動詞とその目的語が同語源からきている単語です。たとえば、「sing a song: うたをうたう」などは、同族目的語の代表格だと思います。
「sing: うたう」と「a song: うた」のように、同じような種類の単語が使われていますね。
下記には同族目的語の表現例をまとめてみました。
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- breathe a breath: ~な呼吸をする (breathe a deep breath: 深呼吸をする)
- dance a dance: 踊りを踊る
- die a death: ~な死に方をする (die a dog’s death: 犬死をする)
- dream a dream: 夢を見る (dream a bad dream: 悪夢を見る)
- fight a fight: ~に戦う (fight a good fight: 善戦する、果敢に戦う)
- laugh a laugh: ~な笑い方をする (laugh a light laugh: 軽く笑う)
- live a life: ~な生活を送る (live a happy life: 幸せな生活を送る)
- sigh a sigh: ため息をつく (sigh a heavy sigh: 大きなため息をつく)
- sing a song: うたをうたう (sing a beautiful song: 美しい歌を歌う)
- smile a smile: ~な微笑み方をする (smile a gentle smile: 穏やかな微笑み方をする)
- talk the talk: 言うべきことは言う
- walk the walk: すべきことをきちんとする
「live a happy life: 幸せな生活を送る」のように、名詞の前に形容詞を挟むことも多いです。カッコ内には形容詞付きの表現例も紹介してあります。
基本的には文語的、固い表現なので、日常会話で見ることは少ないかもしれません。なお、「形容詞+名詞」の部分は「副詞」に書き換えられることも多いです。(例:live a happy life ⇒ live happily)
おわりに
いかがでしたか? ちょっと細かい同族目的語の話でした。
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