【幼児教育】プロによる「英語絵本」おすすめ9選【0~3歳向け】

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こんにちは、ここ数年幼児教育に携わっている講師のNです。

 

幼児教育では、子供たちに楽しんでもらうこと&体を動かしてもらうことが大切なのではと考えています。(ひょっとしたら中高生以上の教育も同じかもしれませんが)

 

歌をうたうことはもちろん、絵本を読み聞かせることはとても有効です。「楽しそう!」と子供たちの興味を引き付けやすいです。

 

今回は、英語教育の現場から、「特に良いな」と感じた絵本を紹介していきたいと思います。対象年齢は低めで、おおむね0~3歳を想定しています。ただ、芸術性が高いので、大人が読んでも楽しい絵本ばかりですよ!

 

0~3歳の子供向け「英語絵本」まとめ

0~3歳の子供向け「英語絵本」まとめです。

 

基本的には、

  • あまり長くない
  • (できれば)ページの中に仕掛けがある絵本
  • 英語の音源が存在する

を選んでいます。

 

 

1ページの中にたくさん文字があり過ぎると子供が飽きてしまいますよね。また、ページの中に仕掛けがあれば、子どもがそれを触って楽しむことが出来るのでおススメです。五感全てを使って学習できれば楽しいですし、子どもの感覚が刺激されるので、良いことずくめです。

 

 

また、英語の音源があるのは結構重要です。英語が得意な親御さんなら問題ないですが、そうではない場合、そもそも子供に読んであげることが出来ませんよね。そんなときは、親御さんが慣れるまでは英語の音源を聴きながら一緒に読むのがおススメです。慣れてきたら、音源なしで親御さんが子供に読んであげればよいと思います。

 

ちなみに、音読は最強の英語学習法ですので、ついでに親御さんご自身の英語力も伸びてしまうと思います。その意味でも、やはり絵本の読み聞かせはおススメの幼児教育法なのです。

 

 

というわけで、おススメの絵本を下記にて見ていきましょう!

 

The Very Hungry Caterpillar

The Very Hungry Caterpillarです。

 

 

エリック・カール作で、日本では「はらぺこあおむし」という名で知られていますね。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 色があざやかで子供の注意を引き付けやすい
  • ページに穴が空いていたりと、絵本の中に仕掛けがあるので面白い
  • Monday, Tuesday, Wednesday…と、曜日の表現が全て出てくるので、曜日を覚えるのに役立つ

 

 

絵が綺麗なので大人が読んでも楽しめます。また、言葉はとても短いですが、リズムがよいので、とても気持ちよく読むことが出来ます。個人的にはとても好きな絵本の一つです。

 

 

いろんなバージョンが出ていますが、エリック・カール自身による朗読CDがついているので、下記のバージョンがおススメです。値段も1500円程度とお手ごろです。

The Very Hungry Caterpillar (with CD)

 

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?です。

 

 

こちらもエリック・カールによる作品です。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 色があざやかで子供の注意を引き付けやすい(さすがエリック・カール!)
  • 次々と動物が出てくるので、動物好きな子供にはたまらない&動物の名前を覚えるのに役に立つ

 

 

さすがはエリック・カールといったところで、リズミカルかつ絵がカラフルなので、大人が読んでも飽きません。やはり、個人的にはとても好きな絵本です。

 

 

いろんなバージョンが出ていますが、CDありのバージョンがあります。ただ、CDありだと約3000円とお値段がやや張るので、CDなしのバージョンを入手しても良いと思います(こちらは1500円ほど)。

CDあり:Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? 英語絵本とmpiオリジナルCD付

CDなし:Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (My First Reader)

 

 

ちなみに、YouTubeで”Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?”と入力すると、ネイティブによる読み聞かせ動画がいくつかヒットします。CDなしのバージョンを購入する場合は、YouTubeの音声を参考にしても良いと思います。

 

Goodnight Moon

Goodnight Moonです。

 

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 夜が更けていくうさぎさんの家の中で、大きなイラストに様々な動物や家具、小物が描かれている。日用品の英単語を覚えるのに便利
  • 韻を踏んだリズムのよい文章を読むうちに、だんだんと眠くなってくる。英語圏ではベッドタイムストーリーとして人気

 

 

こちらはCDなしのバージョンを紹介しておきます。

Goodnight Moon

 

 

YouTubeで”Goodnight Moon 英語”などと検索すると、読み聞かせ動画がいくつかヒットします。そちらを参考に読み聞かせをしても良いと思います。

 

Pat the Bunnyシリーズ

Pat the Bunnyシリーズです。

 

Pat the Bunny, Pat the Puppy, Pat the Catと、ウサギ、イヌ、ネコがそれぞれ主役になっています。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • ページの中に触って遊べる素材が使われているので、五感を使って楽しむことが出来る
  • 指さしをしながら子供に実際素材を触ってもらうことで、指差しや簡単な英語を使う練習にもなる(”pat ○○: ○○を触ってみて”など)
  • ウサギ、イヌ、ネコとシリーズものになっているので、たくさん楽しめる

 

 

こちらはCDなしのバージョンを紹介しておきます。

Pat the Bunnyシリーズ

 

 

YouTubeで”Pat the Bunny 英語”などと検索すると、読み聞かせ動画がいくつかヒットします。

 

Where Is Maisy?

Where Is Maisy?です。

 

日本でも有名なメーシーちゃんシリーズですね。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 日本でも有名なメーシーが主役!
  • ページのところどころに仕掛けがある(めくったり出来る)ので、興味を引き付けやすい
  • 「メーシーはどこ?」とメーシーを探していく内容なので、小さな子供でもなんとなくストーリーがつかみやすい

 

 

こちらはCDなしのバージョンを紹介しておきます。

Where Is Maisy?

 

やはり、YouTubeで”Where is Maisy”などと検索すると、読み聞かせ動画がいくつかヒットします。

 

Dear Zoo

Dear Zooです。

 

 

「動物園にペットを送るよう手紙でお願いしたら、動物が次々と送られてきた」という内容で、動物がたくさん出てくる本です。もはや動物は子供向け絵本の鉄板ネタですね。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 全世界で200万部以上売れている超名作。大人になったら外国の方とこの本の話で盛り上がれるかも
  • 仕掛けをめくるとさまざまな動物が現れるので楽しい
  • 動物×絵本の組み合わせはもはや鉄板。ほとんどの子どもが大好き

 

 

こちらはCDあり/なしバージョンを紹介しておきます(500円くらいしか変わらないので、CDありバージョンがおススメです)。

CDあり:Dear Zoo

CDなし:Dear Zoo

 

Bruno Munari’s ABC

Bruno Munari’s ABCです。

 

ABCのアルファベットに合わせて、様々な英単語が出てくる本です。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • アルファベットに自然と馴染むことが出来る
  • よく出る単語に馴染むことも出来る
  • アルファベットに幼いころから馴染んでおくのはとても強い(註:わたしの講師としての経験上、小学生や中学生は、アルファベットの書き間違い等で苦しみ、そのまま英語が苦手になってしまうケースが結構あります)

 

 

こちらはCDなしのバージョンを紹介しておきます。

Bruno Munari’s ABC

 

YouTubeで”Bruno Munari’s ABC”などと検索すると、読み聞かせ動画がいくつかヒットします。

 

SPOTシリーズ

Where’s Spot?に代表されるSPOTシリーズです。

 

 

子犬のSPOTが主役となり、様々な物語が展開されます。

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • SPOTがカワイイ
  • 超鉄板の絵本なので、大人になったら外国の方とSPOTネタで盛り上がれるかも
  • 仕掛け絵本なので、ページをめくったり引っ張ってみたりと、身体を使って楽しめる
  • よく出る単語に馴染むことも出来る(たとえばSpot Can Countは1、2、3…といった数字が出てくるのでおススメ)
  • シリーズ本なので、たくさん楽しむことが出来る
  • あらゆるシチュエーションに関する絵本があるので、様々な単語を覚えることが出来る
  • 一冊あたり800円程度と、比較的安価

 

 

こちらはCDなしのバージョンをいくつか紹介しておきます。

Where’s Spot?

Spot Can Count

Spot Goes to the Farm

Spot Goes to School

Spot Goes to the Park

Spot Goes to the Fire Station

Find Spot at the Zoo

Spot Goes on Holiday

Spot’s Birthday Party

Spot Bakes A Cake

Spot Says Please

Spot Loves His Mommy

Spot Loves His Daddy

 

 

YouTubeで”SPOT 〇〇 (○○はシリーズ名)”などと検索すると、読み聞かせ動画がいくつかヒットすると思います。

 

The Goldfish Got Away

The Goldfish Got Awayです。

 

元々は日本の絵本で、「きんぎょが にげた」というタイトルで知られていますね。

 

 

金魚鉢から逃げた金魚を追っていく絵本です。ロバート・キャンベルさんによる英訳で、読んでいてリズム感が心地よいです。

 

 

この本の長所は下記の通りです。

 

この本の長所
  • 金魚を逃げていくストーリーなので、比較的理解しやすい
  • 金魚を指差しながらストーリーを追っていくと、指差しの練習にもなる
  • フレーズがシンプルかつリズミカルなので、楽しく読むことが出来る
  • 金魚がかわいい

 

 

こちらはCDなしのバージョンを紹介しておきます。

The Goldfish Got Away (英語でたのしむ 福音館の絵本)

 

YouTubeで”The Goldfish Got Away”などと検索すると、やはり読み聞かせ動画がいくつかヒットします。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

絵本の読み聞かせは、子どもと大人が一緒に楽しめる(そして勉強になる)のでとてもおススメです。ぜひ、気になった絵本にトライしてみてくださいね。

 

質問等あればコメント欄へお願いします。

 

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