【意外】It seems that SV-は形式主語ではない⁈【理由は】

名詞

 

今回はIt seems that SV-に関する豆知識です。

 

「SV-のようだ」という意味で使われる定型表現ですが、「Itは形式主語だ」という説明がなされることが多いです。

 

が、実はコレ、一般的には誤りとされています。

 

 

予備校講師でもちょくちょく勘違いしています。受験用の参考書でもたまに見られる間違いです。かくいうわたしも、キャリアの初期では誤った認識を持っていました。

 

 

一体、普通の形式主語とは何が違うのか? なぜIt seems that SV-は形式主語ではないのか?

 

下記でサクッとみていきましょう!

 

It seems that SV-が形式主語ではない理由

It seems that SV-が形式主語ではない理由は下記のとおりです。

 

ポイント
  • It seems that SV-はThat SV- seems と書き換えることが出来ない
  • It is ~ that SV-(普通の形式主語)は、That SV- is ~と書き換えることが出来る 

 

 

たとえば、次の例文を見てください。

It seems that John likes Meg.

That John likes Meg seems.

(ジョンはメグが好きなようだ)

 

It is a good idea that you study English.

That you study English is a good idea.

(君が英語を勉強するのは良い考えだ)

 

 

It seems that SV-のパターンでは、書き換えることが出来ません。したがい、It seems that SV-と形式主語は、一般的には区別すべきと考えられています。

 

 

なお、It seems that SV-は第1文型として扱われることが多いです(特殊な構文として理解すればよいので、文型を分類すること自体にあまり意味はない気がしますが)。

 

一方、It is ~ that SV-の方は、第2文型として扱われます。これについては、That SV-のパターン(形式主語を使わないパターン)を見るとわかりやすいと思います。

That you study English(S)   is(V)   a good idea(C).

(君が英語を勉強するのは(S)    良い考え(C)  だ(V))

 

 

まとめ

いかがでしたか? 英語を使う上ではあまり使わない知識かもしれませんが、細かい点まで知っておくと、英語の勉強がますます楽しくなりますね。

 

 

なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

重たいので持ち運びには向いていませんが、ロイヤル英文法(kindle版)も持っていると便利です。わたしは紙版とkindle版の両方を所持しています。

※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。

 

 

現代英文法講義は、ロイヤル英文法で解決しなかった疑問を解消してくれることがあるので重宝しています。また、少し違った角度から説明を与えてくれることもあるので、ロイヤルと併用しています。

 

 

教師のためのロイヤル英文法はややレベルの高い文法書ですが、教える立場からすると「なるほど」というような構成になっています。語法等の細かい知識も網羅しています。2020年現在、一般の書店で見かけることはなく、ネットでも中古しか見当たらないのが残念。

 

 

その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。

 

それでは!

 


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