【決定版】”have the 抽象名詞 to V”の意味/使い方まとめ -同格の不定詞

名詞

 

今回は「have the 抽象名詞 to V」という表現をまとめてみました。ややカタい表現ではありますが、頭に入れておいて損はないです。

 

なぜtheが付くのか?

 

to Vはどのような役割を果たしているのか?

 

サクッとまとめてみました!

 

“have the 抽象名詞 to V”の意味/使い方まとめ -同格の不定詞とは

「have the 抽象名詞 to V」のまとめは下記の通りです。

 

ポイント
  • have the boldness to V: 厚かましくもVする(=be bold enough to V)
  • have the courage to V: 勇敢にもVする(=be brave enough to V)
  • have the fortune to V: 幸運にもVする(=be lucky enough to V)
  • have the misfortune to V: 不運にもVする(=be unlucky enough to V)
  • have the nerve to V: 厚かましくもVする(=be imprudent enough to V)
  • have the kindness to V: 親切にもVする(=be kind enough to V)

 

 

to Vは同格の不定詞として使用されています。「Vするという~」と訳せるのですね。たとえばhave the kindness to Vは、「Vするという親切さを持っている」が直訳です。

 

また、theが付いているのは、後ろのto Vが名詞を限定しているためです。「Vするという名詞」のように、後ろから説明されることで、名詞が一つに絞られます。文脈上名詞が絞られるとき(=みんなが指させるとき)、名詞にはtheが付きやすいのですね。

 

 

こちらが例文です。have the kindness to Vを例にとっています。「be kind enough to V: Vするのに十分なくらい親切」で書き換えることが出来ます。

He had the kindness to help me at that time.

= He was kind enough to help me at that time.

(彼はあの時、親切にもわたしを助けてくれた)

 

おわりに

いかがでしたか? やや特殊な表現ですが、数が限られているのでまとめて押さえてしまいましょうね。

 

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