【fromが使われる理由とは】prevent A from B型 動詞 意味まとめ

文型(動詞・助動詞・受動態)

 

今回ご紹介するのは、prevent A from Bの形の動詞です。

実はコレ、似たような形をとる動詞がいくつもあるんですね。

 

覚えるの嫌だ…

 

 

ただ、前置詞fromの働きに着目すれば、暗記がグッと楽になります。

出来るだけ簡単に説明しますので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

<参考記事>

【本質から理解!】前置詞fromのイメージとは【fromの意味一覧】

distinguish A from Bでfromが使われる理由【意味・類語まとめ】

 

prevent A from Bの動詞まとめ

まずは、prevent A from Bと同じ形をとる動詞をまとめてみたいと思います。

 

prevent A from B 型の動詞まとめ
  • ban A from B:AがBするのを禁ずる
  • discourage A from B:AにBを思いとどまらせる(discourage:がっかりさせる)
  • dissuade A from B:AがBするのを説得してやめさせる
  • hinder A from B:AがBするのを妨げる、遅らせる(stopより固い)
  • stop A from B:AがBするのを妨げる
  • keep A from B:AがBするのを妨げる
  • prohibit A from B:AがBするのを禁ずる
  • restrain A from B:AがBするのをやめさせる
  • rescue A from B:AをBから救う
  • save A from B:AをBから救う
  • protect A from B:AをBから守る(≒AがBするのから守る)

 

 

覚えられる気がしない…

 

これは、前置詞fromの意味合いを理解できれば、一気に理解が進むんですね。

 

というわけで、まずは前置詞fromのイメージを説明したいと思います。

 

前置詞fromのイメージ

前置詞fromの一番コアなイメージは「出発点」です。

 

from Tokyoは「東京から」という訳になりますが、

これは、「東京から出発する」という意味合いを持つんですね。

 

 

で、出発するということは、少し見方を変えれば「分離」する(=離れる)ということです。

二つのモノが分離するのであれば、何かを「妨害」することにもつながるかもしれません。

 

 

このような連想ゲームの結果、fromは「妨害」の意味合いで使われるようになったんですね。

 

今回の動詞で使われているfromは、まさにコレです。

全て「妨害」のニュアンスで使われているのです。

 

<参考記事>前置詞fromをイメージで理解する

 

具体例

prevent A from B 型の動詞でfromが使われている理由を理解出来たら、

あとはいくつか具体例を見ていきましょう。

 

fromが持つ「妨害」の意味により、

AとBが引き離されているイメージで捉えてください。

 

prevent A from B

prevent A from Bで、「AがBすることを妨げる、阻止する」という意味になります。

 

コチラが例文です。

He prevented me from going.

(彼は、わたしが行くことを阻止した

≒直訳:「わたし」と「行くこと」を分離して妨げる)

 

 

「A=わたし」と「B=行くこと」が離され、妨害されていますね。

なお、fromは前置詞なので、後ろには名詞か-ing形がくる点にも注意です。

 

ban A from B

ban A from Bで、「AがBするのを禁ずる」という意味になります。

 

banは「禁止する」という意味の動詞です。

ネットゲームなんかでも、「アカウントがバンされた(=アカウントが止められた)」と言ったりしますね

 

 

こちらが例文です。

The athlete was banned from the Olympic Games.

(そのアスリートは、オリンピックへの出場が禁止された)

 

 

通常、banは受身形で使われます。

本来Aの位置にあるthe athleteが、受身形になったことで前にきているのですね。

 

 

そういえば、「アカウントがバンされた」という日本語も、

「バンされた」というように受身形で使われています。(偶然でしょうか)

 

discourage A from B

discourage A from Bで「AにBを思いとどまらせる」という意味になります。

 

discourageは「がっかりさせる」という意味の動詞ですね。

「がっかりさせてAがBすることを妨害する」→「AにBを思いとどまらせる」という発想です。

 

The cold weather discouraged people from going to the beach.

(寒い気候に、人々は海辺に行くのを思いとどまった

≒直訳:寒い天候は、人々が海辺に行くのを思いとどまらせた)

 

dissuade A from B

dissuade A from Bで「AがBするのを説得してやめさせる」という意味になります。

dissuadeは「説得してやめさせる」という意味の動詞ですね。

 

I dissuaded him from going there.

(わたしは彼を説得して、そこへ行くのをやめさせた)

 

hinder (stop, keep) A from B

hinder A from Bで「AがBするのを妨げる、遅らせる」という意味になります。

堅い表現で、かつ、preventよりもジャマして遅れさせる感じが強いです。

(使用頻度は高くないです)

 

 

もう少し柔らかい表現に、stop A from Bも「AがBするのを妨げる」というものがあります。

ある出来事が起こることを、積極的に止めにいく感じです。

 

また、keep A from Bも「AがBするのを妨げる」と似たような意味になります。

そのままにしておくと起きてしまう出来事を、遠ざけて防ぐ感じです。

 

 

それぞれの例文です。まずはhinder。

The war hindered people from enjoying art.

(戦争により、人々は芸術を楽しまなくなってしまった

≒直訳:戦争は、人々が芸術を楽しむことを妨げた)

 

次はstop。

They stopped me from attending the party.

(彼らは、わたしがパーティーへ参加するのを止めさせた)

 

最後はkeepです。

Cold weather keeps many plants from blooming.

(寒い天候により、多くの植物が開花できない

≒直訳:寒い天候は、多くの植物が開花することを妨げた)

 

prohibit A from B

prohibit A from Bで「AがBするのを禁ずる」という意味になります。

prohibitは「禁止する」という意味の動詞ですね。

(ただ、文脈によっては「AがBするのを妨げる」という訳にもなり得ます)

 

Our company prohibits the employees from doing a second job.

(我々の会社は、社員が副業することを禁じている)

 

restrain A from B

restrain A from Bで「AがBするのをやめさせる」という意味になります。

restrainには「抑制する、自制する」といった意味があります。

 

He restrained himself from smoking.

(彼は自制してたばこを吸わなかった)

 

rescue (save) A from B

rescue A from Bで「AをBから救う」という意味になります。

save A from Bも同じ意味です。

 

rescueもsaveも「救う」という意味の動詞です。

AをB(ネガティブなもの)から引き離し、救出するイメージですね。

 

He rescued the child from drowning.

= He saved the child from drowning.

(彼は、その子供を溺れかけているところから救った)

 

 

なお、細かい違いなのであまり気にしなくても良いとは思いますが、

saveは結果、rescueは過程に意識を向けた単語です。

 

protect A from B

protect A from Bで「AをBから守る(≒AがBするのから守る)」という意味になります。

 

protectは「守る」という意味の動詞です。

AをB(ネガティブなもの)から引き離し、守るイメージですね。

 

The doctor protected him from disease.

(その医者は、彼を病気から守った)

 

おわりに

いかがでしたか?

 

色々な意味がありましたが、

「AとBを離して妨害する」という意味合いが根底に流れていることは伝わったでしょうか?

 

 

ここさえ押さえてしまえば、あとは使われている動詞によって意味を変えていくだけです。

 

熟語の意味は、動詞の意味を反映したものになっているので、

あとは動詞だけ覚えてしまえばOKですね。

 

 

一応、最後にまとめを載せておきます。最初に紹介したのと同じ一覧表です。

 

prevent A from B 型の動詞まとめ
  • ban A from B:AがBするのを禁ずる
  • discourage A from B:AにBを思いとどまらせる(discourage:がっかりさせる)
  • dissuade A from B:AがBするのを説得してやめさせる
  • hinder A from B:AがBするのを妨げる、遅らせる(stopより固い)
  • stop A from B:AがBするのを妨げる
  • keep A from B:AがBするのを妨げる
  • prohibit A from B:AがBするのを禁ずる
  • restrain A from B:AがBするのをやめさせる
  • rescue A from B:AをBから救う
  • save A from B:AをBから救う
  • protect A from B:AをBから守る(≒AがBするのから守る)

 

 

不明点等あればコメント欄までお願いします。

 

今回も最後までお付き合いありがとうございました!

 


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コメント

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