今回はleave much to be desiredの意味と言い換え表現をまとめてみます。
なにそれ
一見難しい表現ですが、単語ごとに分解していけば大丈夫。「なぜその意味になるのか?」という理由がよくわかりますよ!
また、
- leave a lot to be desired
- leave a great deal to be desired
- leave something to be desired
- leave little to be desired
- leave nothing to be desired
などの類似表現も一気にチェックしてみましょう!
leave much to be desiredの意味と言い換え表現
leave much to be desiredの意味と言い換え表現は下記のとおりです。
- leave much to be desired: 遺憾な点が多くある
- leave a lot to be desired: 遺憾な点が多くある
- leave a great deal to be desired: 遺憾な点が多くある
- leave something to be desired: 遺憾な点が少しある(≒物足りない)
- leave little to be desired: ほとんど申し分ない
- leave nothing to be desired: 全く申し分ない
なぜこのような意味になるのかは、下記のように分解するとよくわかります。たとえば「leave much to be desired: 遺憾な点が多くある」で考えてみましょう。
- leave: 残す
- much: たくさん
- to be desired: 望まれるべき
⇒「望まれるべきことをたくさん残している」
ここでto be (不定詞to V)は形容詞用法として機能しています。直前の「much: たくさん」を修飾しているのですね。
muchのほか、「a lot/a great deal: たくさん」が入っても同じ意味になります。
一方、「something: なにかもの」という単語が入ると、「望まれるべきことがある」とニュアンスが弱くなり、「遺憾な点が少しある(≒物足りない)」という意味になります。
さらに、「little/nothing: 少し/何もないもの」という単語が入ると、「望まれるべきことがほとんどない/全くない」とさらにニュアンスが弱くなり、「ほとんど申し分ない/全く申し分ない」という意味になります。
例文
例文はこちらです。
Your work leaves much to be desired.
Your work leaves a lot to be desired.
Your work leaves a great deal to be desired.
(君の仕事は遺憾な点が多くある)
Your work leaves something to be desired.
(君の仕事は物足りない/少し遺憾な点がある)
Your work leaves little to be desired.
(君の仕事はほとんど申し分ない)
Your work leaves nothing to be desired.
(君の仕事は全く申し分ない)
おわりに
いかがでしたか?
以上、leave much to be desiredの意味と言い換えまとめでした。
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