今回はbe tired of~と be tired from~の意味について学びましょう!
混同しがちな表現ですが、よくよく考えると、一発で理解することが出来るのですね。
一度理解すると、二度と間違えることがなくなりますよ!
ofは「~について」、fromは「~が原因で」
be tired of/ be tired fromを、共通点と相違点に分けて考えてみましょう。
共通点はbe tired「疲れている」という部分ですね。
相違点はofとfromです。
まず、ofは「~について」という意味を持ちます。
think of~「~について考える」という表現を考えてみればわかりやすいですね。
一方、fromは「~が原因で」という意味を持ちます。
suffer from~「~に苦しむ (=~が原因で苦しむ)」という表現を考えればわかりやすいと思います。
つまり、それぞれの熟語を直訳すると、
be tired of~は「~について疲れている」、
be tired from~は「~が原因で疲れている」
ということになるのです。
それをきちんとした日本語 (訳語)に直したのが下記です。
- be tired of~: ~にうんざりしている (≒~について疲れている)
- be tired from~: ~で疲れている (≒~が原因で疲れている)
例文はコチラです。
He is tired of his work. (彼は自分の仕事にうんざりしている)
He is tired fromhis work. (彼は仕事で疲れている)
前置詞from / toの詳しいイメージは下記の記事で説明しているのでぜひお読みください。
前置詞に強くなれば、熟語にも強くなれますよ!
<参考記事>
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