今回は“or”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“or”を含む英単語まとめ
orには、
- or: 口 (mouth)
というイメージがあることを意識してください。
“or”の発音や、”o”の部分の文字の形が、「口をオーと開けた時の形」に似ていますね。音と形の間にはある一定の関係がみられることがあり、これはブーバ/キキ効果と呼ばれています。
(同じ現象は日本語でも見られます。たとえば、「ギザギザした図形」の形は、文字の形や、発音するときの口の形の間につながりを感じられますね。)
個人的には、”or”が「口」という意味を帯びているのは、ブーバ/キキ効果と関連があるのかなという気がしています。もし興味のある方は、脳のなかの幽霊 (角川文庫)をぜひ読んでみてください。ブーバ/キキ効果のような面白い現象がたくさん紹介されています。
下記には「or: 口」という語源の単語を集めてみました。イメージを意識しつつ目を通してみると、暗記がグッと楽になりますよ!
ポイント
- oral: ①口の、口頭の(「al: 単語を形容詞化」)、②口頭試験
- orally: 口頭で、口で、口から(「ly: 単語を副詞化」)
- oralism: 口話法(「ism: 主義/特性」)
- oracle: 神託所、神託、哲人
- orator: 演説者、講演者、雄弁家(「er/or: ~する人/モノ」)
- oratorical: 演説の、雄弁の、修辞的な(「al: 単語を形容詞化」)
- oratorically: 演説風に(「ly: 単語を副詞化」)
- adore: ~を熱愛する、崇拝する、~が大好きである(「ad: ~に」)
- adoring : 熱愛の
- adoringly: ほれぼれとして(「ly: 単語を副詞化」)
- adorer: 崇拝者、賛美者(「er/or: ~する人/モノ」)
- adorable: とてもかわいい(「able: 可能」)
- adorably: 愛らしく、かわいく(「ly: 単語を副詞化」)
- adoration: 愛慕、熱愛、崇拝(「ion: 単語を名詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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