今回は“proach, proxim”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“proach, proxim”を含む英単語まとめ
proach, proximには、
- proach, proxim: 近く(near)
というイメージがあることを意識してください。
「approach: ~に近づく、接触する、~を依頼する」は「アプローチする」という日本語になっていますよね。
また、「approximately: およそ、約」も、「ある数字の近く」というイメージですね。
上記のように、「proach, proxim: 近く」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- approach: ~に近づく、接触する、~を依頼する
- approachable: 近づきやすい、話しやすい(「able: 可能」)
- approachability: 近づきやすさ、話しやすさ(「ty: 単語を名詞化」)
- approximate: ①およその、近似の、②~に近似する、~を概算する(「ap: ~に」、「ate: 単語を形容詞化/動詞化」)
- approximately: およそ、約(「ly: 単語を副詞化」)
- approximation: およその数、概数、類似(「ion: 単語を名詞化」)
- approximant: 接近音、近似(「ant: ~する人/モノ」)
- proximity: 近いこと、近接
- reproach: ~を非難する、責める(「re: 元に/後ろに」、「後ろに近づく⇒物事を後ろに戻す⇒誰かのせいにする」)
- reproachful: 非難がましい、咎めるような(「ful: 単語を形容詞化」)
- reproachfully: 避難するように、咎めるように(「ly: 単語を副詞化」)
- reproachless / irreproachable: 咎めようのない、申し分ない(「less: 否定」、「ir: 否定」、「able: 可能」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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