【未来の仮定法】If S were toとIf S shouldの意味の違いとは?

仮定法

 

今回は未来の仮定を表すIf S were toとIf S shouldの意味の違いを説明したいと思います。

 

また、If S shouldのパターンでは、動詞の形にも注意が必要です。

 

記事は5分程度でサクっと読めますよ!

 

If S were toは「実現可能性ナシ」、If S shouldは「実現可能性アリ」という意味の違い

まずは両者の表現の違いをまとめます。

 

ポイント
  • If S were to V~, S’ would V’~: SV~するならば、S’V’するだろう実現可能性ナシ) *1
  • If S should V~, S’ would V’~: 万一SV~すれば、S’V’するだろう実現可能性低いがアリ) *2

 

* 1 were toの場合、V’の部分には、couldなど過去形の助動詞が使用可能

* 2 shouldの場合、V’の部分には、couldなど過去形の助動詞のほか、現在形の助動詞、命令形も使用可能

 

 

どういうこと?

 

例文付きで個別に見ていきましょう。

 

If S were to

If S were toの例文です。

 

If the sun were to rise in the west, the world would change completely.

(もし太陽が西から昇れば、世界は完全に変わってしまうだろう)

 

If Mary were to meet Shakespeare, she could ask the source of his creativity

(もしメアリーがシェークスピアに会えば、彼女はシェークスピアの想像力の源泉を尋ねることが出来るだろう)

 

 

If S were to~の部分の仮定に現実味がないことに注目です。

 

「太陽が西から昇る」、「シェークスピアに会う」というのはあり得ない仮定ですよね。

 

 

このように、あり得ない未来の仮定をする場合には、If S were to~の形を使います。

 

If S should

次にIf S shouldの例文です。

 

If you should become a baseball player, you would earn much money.

(万一君が野球選手になるようなことがあれば、君はたくさんのお金を得るだろう)

 

If Mary should call me, I will tell her the fact.

(万一メアリーがわたしに電話してくるようなことがあれば、わたしは彼女にその事実を伝えるよ)

 

If Mary should call me, tell her not to call again.

(万一メアリーがわたしに電話してくるようなことがあれば、彼女に二度と電話するなと伝えてくれ)

 

 

If S should~の部分の仮定に多少は現実味があることに注目です。

 

「野球選手になる」、「電話してくる」というのは、状況次第ではあり得る仮定ですよね。

 

このように、多少はあり得る未来の仮定をする場合には、If S should~の形を使います。

 

 

 

そして、さらに注目してほしいのは、Ifの後ろの動詞の形です。

 

上からそれぞれwould, will, 命令形が使われていますね。特にwillと命令形に注目です。

 

仮定法は時制を後ろにずらすことで「あり得ない感」を表現するわけですが、

willや命令形といったそのままの時制 (=後ろにずらされていない時制)が使われているのは「ifの内容が現実に起こるかもしれない」という気持ちが込められているからなのです。

 

 

 

※「時制を後ろにずらす」という話がよく分からない方は、ぜひ下記の記事をお読みください。5分程度で読めます。

過去記事:【本質理解!】仮定法を基礎からやり直し

 

If S shouldとIf S were toどちらも使える場合がある?

If S shouldとIf S were toのどちらも使えるパターンが結構あります。

 

なぜなら、文の書き手が「これは実現可能かな」「実現不可能かな」と考えるかどうかで、どちらを使うか決まってくるからです。

 

If you should win the race, I will marry you.

(万一あなたがそのレースに勝てば、私はあなたと結婚するよ)

 

If you were to win the race, I would marry you.

(もしあなたがそのレースに勝つようなことがあれば、私はあなたと結婚するよ)

 

 

上は「レースに勝つ可能性が少しくらいはあるかな?」と文の書き手が考えている状態です。

 

 

一方、下はひどいですね。「レースに勝つ可能性なんてゼロだ」と言っているわけです。

 

つまり、裏を返せば「あなたと結婚なんてしないよ、ヘヘン」という発言なわけです。笑

 

おわりに

いかがでしたか?

 

表面的な和訳ではなく、本質的な理解を出来ると強いですね!

 

不明点等あれば、ぜひコメント欄までお願いします!

 

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