【後置修飾?!】enoughの意味/使い方まとめ -位置や品詞は?

基本単語

 

今回はenoughの意味・用法についてまとめてみたいと思います。

 

よく目にする基本単語の一つですが、意外と間違いやすい単語の一つです。

 

どこに注意すべきなのか? 一緒にチェックしていきましょう!

 

enoughの意味/使い方まとめ

enoughの意味/使い方まとめです。まずはざっと目を通すだけで大丈夫です。

 

enoughの意味/使い方まとめ

①「十分に(副詞)」

  • 形容詞や副詞を修飾
  • 形容詞や副詞の後ろに置く

 

②「十分な(形容詞)」

  • 無冠詞の名詞を修飾
  • 修飾する名詞の後ろに置く

 

③「十分な(形容詞)」

  • 可算名詞の複数形か不可算名詞を修飾
  • 名詞の前後どちらにも置くことが可能

 

④「十分な数/量(名詞)」

  • 代名詞として単独で使用
  • enough of~の形で使用することもアリ

 

 

 

確認する際のポイントは、

  • enoughの品詞
  • enoughの置かれる位置

です。

 

例文付きで具体的に見ていきましょう!

 

enoughの意味/使い方の例文

例文は下記のとおりです。

 

「十分に(副詞)」

「十分に(副詞)」から見ていきましょう。

 

この場合、enoughは修飾する語の後ろに置きます。また、to Vを伴い、~enough to Vという形になることも多々あります。

 

This box is large enough.

(この箱は十分に大きい)

 

He didn’t run fast enough to catch the first train.

(彼は始発電車に乗れるほど速くは走らなかった)

 

This box is large enough to put the luggage in.

(この箱はその荷物を入れるのに十分に大きい)

* “put the luggage in this box“という関係が成り立っているため、”in”が残されています

 

「十分な(形容詞)」 -無冠詞の名詞を修飾

「十分な(形容詞)」が無冠詞の名詞を修飾している場合です。

 

この場合、enoughは名詞の後ろに置かれます。

 

She is fool enough to lend him money.

(彼女は、彼にお金を貸すなんてバカだ)

 

「十分な(形容詞)」 -可算名詞の複数形、不可算名詞を修飾

「十分な(形容詞)」が可算名詞の複数形、不可算名詞を修飾する場合です。

 

この場合、enoughは名詞の前後どちらにも置くことが可能です。ただし、名詞の前に置くのが普通です。

I don’t have enough pencils.

I don’t have pencils enough.

(十分な数の鉛筆がない)

 

Not enough people came.

Enough people did not come.

(十分な人々が来なかった)

 

There isn’t enough light to take a film.

There isn’t light enough to take a film.

(動画を撮るだけ十分な光がない)

 

「十分な数/量(名詞)」

「十分な数/量(名詞)」の場合です。

 

代名詞として単独での使用の他、enough of~の形で使われることもあります。

Enough has been said on this matter.

(この問題については、十分述べた

≒十分な量が、この問題に関して述べられた)

 

He hasn’t seen enough of her recently.

(彼はこの頃彼女にあまり会っていない

≒彼女の十分な量に会っていない)

 

おわりに

いかがでしたか? 誤りがちなenoughの用法でした。

 

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