今回は前置詞が必ず後ろに残る関係代名詞の表現をまとめてみたいと思います。
「わたしが話しかけた女の子は美しかった」を関係代名詞で表現する場合、
- The girl to whom I talked was beautiful.
- The girl whom I talked to was beautiful.
のように、前置詞は関係代名詞と別々に置かれてもOKです。
じつは1のパターンの方が圧倒的に普通ですが、ある動詞が使われていると、2のパターンがあえて使われることがあるのですね。今回はそんなパターンについてまとめてみました。
がんばるぞ!
* なお、関係代名詞の超基礎は、下記の記事に超わかりやすくまとめてあります。今回の記事は、下記の内容をある程度分かっている前提で進めますので、「関係代名詞ってナニ⁈」という方はまずは下記の記事をお読みくださいね。
前置詞が必ず後ろに残る関係代名詞表現まとめ
前置詞が必ず後ろに残る関係代名詞表現まとめは下記の通りです。
- 定型表現(句動詞など)が使われている場合
⇒例: be afraid of/be fond of/laugh at/do withoutなど
よくわからない…
下記にて具体的に見ていきましょう!
例文
例文はコチラです。
This is the girl who they are fond of.
(こちらは彼らが好きな女の子だ)
This is the joke which we can’t laugh at.
(これは私たちが笑うことのできないジョークだ)
ひとことで言うと、
前置詞が後ろに残るのは、動詞と前置詞のカタマリが一つの意味のカタマリを形成している場合
です。
上記の例で言うと、「are fond of: ~をすきだ」や「laugh at~: ~を笑う」が一つの表現のカタマリとして意識されているため、後ろに前置詞が残っているのですね。
おわりに
いかがでしたか? 見落としがちな関係代名詞のルールでした。
なお、今回とは反対に、「前置詞+関係代名詞」が必ずセットになる表現もあります。これも今回の記事と同じ発想で理解することが出来るので、ぜひあわせてお読みくださいね。
【サクッとわかる】「前置詞+関係代名詞」が必ずセットになる表現まとめ
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