【なぜ?】as good asの意味・使い方まとめ -例文でわかる

形容詞・副詞

 

今回はas good asという表現について掘り下げてみました。

 

これは「~同然」という意味で訳されることが多いですが、どうしてそのような意味になるのでしょう?

 

その理由、そして用法を今回の記事ではまとめてみました!

 

as good asの意味・使い方まとめ

まず、as good asの意味・用法は下記の通りです。

 

as good as意味・用法
  1. ~と同じくらい良い
  2. ~同然 (形容詞、副詞、動詞の前で使用)

※ 「2. ~同然」の意味については、「good: 十分」と考えると良い。「as good as~: ~と同じくらい十分」が直訳のイメージ

 

 

まず、「1. ~と同じくらい良い」は理解しやすいと思います。goodに「良い」という意味があり、それがas~asで挟まれると「同じくらい良い」という意味になりますね。

His car is as good as mine.

(彼の車はわたしのものと同じくらい良い)

 

 

一方の「2. ~同然」は少しわかりにくいかもしれません。例文から見てみましょう。形容詞や副詞、動詞の前で使われます。

This car is as good as new.

(この車は新車も同然だ)

 

This relationship is as good as finished.

(この関係は終わったも同然だ)

 

He as good as promised me the job.

(彼はわたしにその仕事をくれると約束したようなものだ)

* 「promise 人 モノ: 人にモノを上げると約束する」です。第4文型は、「人にモノをあげる」という意味になりやすいのです。参考:【授与動詞とは?】第4文型SVOO【意味を一発理解】

 

 

 

これは、goodに「十分な」という意味があることを知ると、理解しやすいと思います。

 

例えば、

good chance (十分な可能性)

a good day’s work (たっぷり一日かかる仕事)

* aはdayにつけられたもの。workにつけられたものではないので注意(workは「仕事」の意味では不可算名詞)

といった具合です。

 

 

つまり、as good asの直訳は「~と同じくらい十分」ということなのですね。

 

先ほどの例文で言えば、「新しいのと同じくらい十分」「終わったのと同じくらい十分」「約束したのと同じくらい十分」が直訳です。そこから「~同然」という意味につながっています。

 

おわりに

こうして成り立ちを考えると面白いですね。例文を何度か音読してみると頭に残りやすくなります。

 

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