今回は、“前置詞but: ~以外”の後ろはtoVとVのどちらになるのかについてまとめてみたいと思います。
butが「~以外」という意味で使われる際、後ろにto Vがきたり、Vがきたり…一見バラバラですが、実はある法則があるのです。
その法則とは何なのか? 3分程度でサクッと確認してみましょう。
前置詞butの後ろがtoVとVのどちらになるのか
前置詞butの後ろがtoVとVのどちらになるのかについて、法則をまとめてみたいと思います。
ポイント
- butの前にdoやcanがある ⇒V
- can’t (help) but V: Vしないではいられない
- do nothing but V: Vばかりしている (≒V以外何もしない)
- butの前にdoやcanがない ⇒to V
- have no choice but to V: Vするより仕方がない(≒V以外選択肢がない)
butの前にdoやcanがあると、それとのつながりが意識されるため、butの後ろはVになるのですね。
(例えば、”He can swim well.”のように、canの後ろはVが来ますよね。その感覚です)
一方、butの前にdoやcanがないとき、butの後ろはto Vになるのですね。
具体的な例文は、下記にて見ていきましょう!
but V / but to Vの例文
例文は下記のとおりです。パターン別にみていきます。
butの前にdoやcanがある ⇒V
butの前にdoやcanがある ⇒Vのパターンです。
He did nothing but love her.
(彼は彼女を愛するばかりだった)
He couldn’t help but laugh.
He couldn’t but laugh.
(彼は笑わないではいられなかった)
butの前にdoやcanがない ⇒to V
butの前にdoやcanがない ⇒to Vのパターンから。
He has no choice but to love her.
(彼には彼女を愛するほか仕方がない)
おわりに
いかがでしたか? 法則がわかると楽しい&一発で頭に入ってきますね。
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