今回はto V / V(原形不定詞)の両方が可能な場合をまとめてみたいと思います。
ある程度数は限られているので、サクッとチェックしてしまいましょう。
記事は3分程度で読めますよ!
to V / V(原形不定詞)の両方が可能な場合まとめ
to V / V(原形不定詞)の両方が可能な場合のまとめです。
- help O to V/know O to Vのとき ※1, 2
- be動詞のCのとき
- thanの後ろのとき
※1 helpは、help to Vの形でもto省略可能です
※2 knowは、現在完了形か過去形とセットで使うことが多いです(toを省略するのは主にイギリス)
例文付きで具体的に見ていきましょう!
help O to V/know O to Vのとき
help O to Vやknow O to Vのとき、toは省略可能です。それぞれ「OがVするのを手助けする」「OがVすると知っている」の意味になります。
また、knowは現在完了形や過去形とセットで使用されることが多いです。
例文はこちらです。
She helped her brother (to) finish his homework.
(彼女は、弟の宿題を終わらせるのを手伝った)
I have never known honest people to tell such a lie as this.
(わたしは、正直な人々がこのようなウソをつくのを聞いたことがない =知らない)
be動詞のCのとき
be動詞のCになっているとき、toは省略可能です。
All you have to do is (to) go to school.
(君は学校へ行きさえすればよい =君がすべき全てのことは、学校へ行くことだ)
thanの後ろのとき
thanの後ろのときもtoは省略可能です。
It is easier to persuade people than (to) force them.
(人々を説得する方が、人々に強制するより簡単だ)
まとめ
いかがでしたか? 最後に改めてまとめを再掲します。
- help O to V/know O to Vのとき ※1, 2
- be動詞のCのとき
- thanの後ろのとき
※1 helpは、help to Vの形でもto省略可能です
※2 knowは、現在完了形か過去形とセットで使うことが多いです(toを省略するのは主にイギリス)
限られたパターンなので、これを機会に知識の整理に役立てたのであれば嬉しいです。
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