今回は英語の分数表現とその読み方をまとめてみました。
覚えるルールはそれほど多くはないので、一網打尽にしてしまいましょう!
英語の分数表現とその読み方まとめ
英語の分数表現とその読み方の基本はコチラです。
<基本>
- 「分子(基数)⇒分母(序数)」の順序で読む
- 分母が2のときは”half”、4のときは”quarter”と例外的に読む
- 分子が1の時は”one/a”で分子を表現する
- 分子が2以上の時は分母に-sをつける
- 分子と分母はハイフンでつないで表記する(”a”のときはハイフンをつけない)
<その他>
- 帯分数”〇 X/Y”は、〇部分とX/Y部分をandでつなぐだけ
- 数字の大きい分数は、どちらも基数詞を使い、分子 over 分母と表現(uponやdivided byも可)
※なお、「fraction: 分数」「numerator: 分子」「denominator: 分母」と表現
具体的に例文で見ていきましょう!
基本ルール
基本的なルールを例文付きで確認していきましょう。
まず、分子には基数、分母には序数を使います。基数詞というのはいわゆる「フツーの数え方」、序数詞というのはfirst, second, third, fourth…といった「〇番目という数え方」です。
基数詞の1については、oneとaのどちらも使用可です。さらに、分母が2のときは”half”、4のときは”quarter”と、例外的な変化をします。
さらに、分子と分母は、基本的にハイフンでつなぎます。ハイフンなしの表記も結構ありますが、一応ハイフンアリの方がキチンとした表現です。唯一の例外は分子に”a”が使われたときです。分子に”a”が使われた場合、ハイフンは付けません。
one-half, a second (1/2)
one-third, a third (1/3)
one-fourth, a fourth (1/4)
one-fifth, a fifth (1/5)
また、分子が2以上になったら、分母には複数形のsを付けます。いくつか例文を挙げてみます。
2/3:two-thirds
3/5:third-fifths
その他ルール
その他のルールにも触れていきます。
帯分数は”〇 X/Y”は、〇部分とX/Y部分をandでつなぐだけです。その他のルールはこれまでと変わりません。
また、数字が大きい分数は、分子/分母のどちらも基数詞(フツーの数)を使い、分子と分母の間にoverかuponを使います。たしかに表記上は分子が分母の上に乗っているように見えますよね。
それぞれの例はコチラです。
1 1/3(1と三分の一):one and one-third
1 2/3(1と三分の二):one and two-thirds
358/733: 358 over 733, 358 upon 733 *
3/(x+5):3 over x plus five
* 358はthree hundred and fifty-eight, 733はseven hundred and thirty-threeと読みます
さらに、over/uponは、「divided by~: ~によって割られている/割り算されている」で書き換えることも出来ます。
358/733: 358 divided by 733
3/(x+5):3 divided by x plus five
なお、分数表現からは少し外れますが、「1.5倍」は英語で”one and a half times”と表現します。timesが複数形になっている点がポイントです。
おわりに
いかがでしたか? 頭で理解したら、あとは何度も口で読んでくださいね。語学は運動みたいなものなので、口を動かすのが一番。ぜひ、自然と口に出るレベルまで繰り返してください。
コメント
[…] 分数倍でもtimesは省略します。(参考記事:分数表現まとめ) […]