as~asを使った熟語表現10選【比較級 構文】

比較

 

こんにちは、講師のNです。英語の比較表現ってよくわからないですよね。おまけに数も多いし…。

 

そこで今回は、as~asを使った熟語表現を集めてみました。

 

覚えられるかな…

 

 

理屈とセットで考えれば大丈夫!

頭にスッと入ってきますよ。

 

as~asの熟語10選

まずは全体像を見てみましょう。コチラがas~asを使った主な熟語表現です。

 

as~as熟語10選
  1. as many A as~ / as much A as~:~と同じ数 / 量のA
  2. as many as A / as much as A:Aもの(数 / 量にビックリする気持ち)
  3. ~as many A:~と同じ数のA
  4. not so much A as B:AというよりむしろB
  5. not so much as V:Vさえしない
  6. as 原級 as S can / as 原級 as possible:できるだけ原級
  7. as 原級 as any:どれにも劣らない原級
  8. as 原級 as ever lived:きわめてすぐれた原級
  9. as good as 形容詞:形容詞も同然である
  10. go so far as to V:Vしさえする

 

 

覚えられるかなあ…

 

 

これだけ眺めていても覚えられません…。

「なぜこんな訳になるのか?」を一つずつチェックしていきましょう。

 

as many A as~ / as much A as~

まずは、as many A as~ / as much A asです。

 

as many A as~:「~と同じ数のA」

as much A as~:「~と同じ量のA」という意味になります。

 

Aにくる名詞が、

可算名詞のときはmany、不可算名詞のときはmuchを使うのがポイントです。

 

 

例文で見てみましょう。まずは可算名詞bookのパターン。

He has as many books as I.

(彼はわたしと同じ数の本を持っている)

 

こちらは不可算名詞informationのパターンです。

He has as much information as I.

(彼はわたしと同じ量の情報を持っている)

 

なお、「as~asの基本を知りたい!」という方は下記の記事をお読みくださいね。

<参考記事>as~asの基本:一つ目と二つ目のasは意味が違うって知ってた?

 

as many as A / as much as A

次は、as many as A / as much as Aです。どちらも「Aもの」という訳になります。

 

Aという名詞の数/量に対して驚くニュアンスが込められています。

「むっちゃ多いじゃん!」という驚きですね。

 

Aが可算名詞の時はmany、不可算名詞の時はmuchを使います。先ほどと同じですね。

 

 

例文はコチラ。bookは可算名詞なのでmanyを使ってます。

He has as many as 100 books.

(彼は100冊もの本を持っている)

 

お金は不可算名詞扱いなので、muchを使っています。

He has as much as USD 1 million.

(彼は100万ドルものお金を持っている)

 

 

なお、as many as、as much asの他にもいくつかパターンがあります。

何を強調するかによって、間に置かれる形容詞/副詞が変わるんですね。

<例>
as long as(長さを強調)
as deep as(深さを強調)
as early as(早さを強調)

 

 

~as many A

~as many Aで、「~と同じ数のA」という訳になります。

 

少し詳しく解説すると、

「~部分にでてくる数と同じ数のA」

という訳になります。

 

ピンとこない…

 

 

 

例文で見てみましょう。

He tried to read 100 books within as many days.

= He tried to read 100 books within 100 days.

(彼は、100冊の本を100日以内に読もうとした)

 

「100冊の本」というのが最初に出てくる数字です。

「これと同じ数字の日数」がas many days。つまり、「100日」ということですね。

 

 

ちなみに、ここでのasは「~と同じくらい」という意味の副詞です。

 

つまり、as many booksを直訳すると、「同じくらい→多くの→本」という修飾関係が成り立っていることがわかります。

 

「同じくらいってどのくらい?」を文脈で判断すると、前に出てきた数字、今回の例文でいえば「100」という数字にたどり着くわけです。

 

not so much A as B:AというよりむしろB

not so much A as Bで「AというよりむしろB」という意味になります。

 

どうしてこんな訳になるの?

 

 

asが「~と同じくらい…」というイコールの表現だということを思い出してください。

<参考記事>接続詞asをコアイメージから理解する

 

notナシの肯定文で使われれば、A=Bなんです。asの前後をイコールでつなぐイメージですね。

 

 

一方、否定文not as~asで使われたら、A<Bとなります。前半部分が否定されて、A=Bのバランスが崩れてしまうんですね。また、 not so~asのように、否定文のときは一つ目のasにsoを使うことも可能なんです。

 

今回の熟語not so much A as Bは、まさに前半部分が否定された形です。「AというよりむしろB」って、つまり「A<B」ってことですよね。

 

 

これを踏まえたうえで例文を見てみましょう。「A<B」を意識してくださいね。

 

AとBに形容詞が入るパターン。

He is not so much lucky as clever.

(彼は運が良いというより、むしろ賢いのだ

→ 「lucky < clever」)

 

AとBに名詞が入るパターンもあります。

He is not so much a student as a teacher.

(彼は生徒というよりも、むしろ先生である

→ 「a student < a teacher」)

 

not so much as V

not so much as Vで「Vさえしない」という訳になります。not so much A as Bと混同しないように注意してください。

 

例文はコチラ。

He could not so much as write his own name.

(彼は、自分自身の名前を書くことさえできなかった)

 

 

どうして「Vさえしない」

という訳になるの?

 

 

 

単語を順番に見ていきましょう。

 

 

まずnotが「否定」です。

 

soは「とても」、muchは「とても」なので、

so muchで「多すぎるくらいとても」

 

asは「同じほど」です。

 

 

これらを無理やり組み合わせると、

「『多すぎるくらいとても、と同じほど』も~ない」

となりますね。

 

「多すぎるくらいとても」を「当たり前のこと」と考えると、

「『当たり前と同じほど』も~ない」

 

「Vさえしない」という訳とつながりますね。

 

多少ムリヤリ感がある気が…

 

 

そうかもしれません。笑

 

ただ、一つ前の項目のnot so much A as Bとは切り離して考えた方が良い

ということは改めて触れさせてください。

 

別物として考えた方が理解しやすいです。

 

as 原級 as S can / as 原級 as possible

as 原級 as S can / as 原級 as possibleで「できるだけ原級」という訳になります。

 

まずは例文を見てみましょう。

Please visit our office as soon as you can.

= Please visit our office as soon as possible.

(できるだけ早く、我々のオフィスを訪問してください)

 

 

「原級」の部分にsoonが使われています。「早く」という意味の副詞ですね。

 

as soon as you canを直訳すると、「あなたができるのと同じくらい早く」

as soon as possibleを直訳すると、「可能なのと同じくらい早く」ですね。

 

今回の「できるだけ早く」という訳とほぼ同じ意味になります。

 

 

ちなみにこれは余談ですが、as soon as possibleを略してasap(アサップ)と言ったりします。

 

筆者が海外の企業とやり取りしていた際、メールでこれを使われ、表現を知らなかったのでわざわざ調べた…ということがありました。おかげで余計な時間がかかってしまいました。

 

マヌケだね!

 

as 原級 as any

as 原級 as anyで「どれにも劣らない原級」と訳します。「≧」のイメージです。

 

まずは例文です。原級に該当するのはgreatです。

He is as great a teacher as any.

(彼は誰にも劣らず立派な教師だ)

註:as 形容詞+a+名詞の語順になっているのは、ここでのasが副詞だからです。直後に無理やり形容詞を持ってきて、as→形容詞という修飾関係を作っています。

<参考記事>as~asの基本:一つ目と二つ目のasは意味が違うって知ってた?

 

 

もう一つくらい見てみましょう。原級に該当するのはcleverです。

He is as clever as any person.

(彼は誰にも劣らず賢い)

 

「どんな~も」のように、anyは漠然と広範囲のものを指す意味合いを持つんですね。

 

どんなものと比べても同じくらい。少なくとも負けることはない。

as~as anyは「≧」ということなんです。

 

「負けない」という部分を意識すると、「誰にも劣らず」という訳になるのも理解できますね。

 

as 原級 as ever lived

as 原級 as ever livedで「きわめてすぐれた原級」という訳になります。

 

 

everが「今までに、これまでに」、livedが「生きた」です。

ever livedで「これまでに生きてきた」という直訳になりますね。

 

これまでに生きてきた人と同じ、少なくとも負けることはない。「≧」だ。

だから「きわめてすぐれている」と。

 

as 原級 as anyと同じだね!

 

そうです。as 原級 as anyと発想は同じです。

 

例文を見てみましょう。

He is as great a teacher as ever lived.

(彼はきわめて立派な教師

=直訳:彼はこれまで生きてきた人に負けないくらい立派な教師だ)

 

as good as 形容詞

as good as 形容詞で「形容詞も同然である」と訳します。

 

例文はコチラ。

He is as good as dead.

(彼は死んだも同然だ)

 

 

直訳すると「彼は死んだのと同じくらい良い」

良さが「He = dead」ということになります。

 

つまり、「状態が同じ」ということなので、

「~も同然だ」という意味を持つのです。

 

 

慣れない表現と思いますので、いくつか例文を見ておきましょう。これは、「His car = new」ですね。

His car is as good as new.

(彼の車は新品同然だ)

 

これは、「He = his promise」なので、「彼は約束を必ず守る人」ということです。カッコイイですね。

He is always as good as his promise.

(彼は常に約束を守る人だ)

 

go so far as to V

go so far as to Vで「Vしさえする」という訳になります。

 

例文はコチラ。

He went so far as to say that she was crazy.

(彼は、彼女がクレイジーだとまで言った)

 

 

なぜこの訳になるかを考えれば、これも覚え方はカンタンですね。

 

farは「遠くに」のように距離を表します。

 

go so far as to Vを直訳すると、

「Vする、という地点と同じくらい遠くへ行く」が直訳です。

 

「Vまで行っちゃうの??」 → 「Vまでやっちゃうの??」

というイメージですね。

 

おわりに

いかがでしたか?

 

一見するとややこしいですが、一つずつ丁寧に見ていけば、

「なぜその訳になるのか?」がつかめますね。

 

それは英語の本質的な意味の理解にもつながることですので、ぜひそのように勉強するクセをつけてください。

 

 

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  1. ロイヤル英文法
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それでは!

 


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