【苦手克服!】不定詞の副詞的用法まとめ

準動詞

 

こんにちは、講師のNです。今回は不定詞の副詞的用法を扱います。

 

これまでの記事でもまとめた通り、不定詞の学習ポイントは下記の通り。順番に攻略していきましょう。

 

不定詞のポイント
  1. 名詞的用法
  2. 形容詞的用法
  3. 副詞的用法
  4. be to用法(助動詞的表現)
  5. その他ルール

 

<参考>

不定詞の名詞的用法①

不定詞の形容詞的用法②

不定詞のbe to用法④

不定詞のその他ルール(否定形など)⑤

 

副詞的用法

副詞的用法です。実は、こいつが一番のクセ者。なぜなら、訳のパターンが全部で6種類もあるからです。

 

基本的には、「名詞的用法/形容詞的用法に当てはまらないものは全て副詞的用法!」と考えましょう。そのうえで、副詞的用法のどの訳が当てはまるかは、文脈で判断します。

 

副詞的用法to Vのパターンはコチラ。

 

副詞的用法6パターン
  1. 目的:Vするために
  2. 判断の理由:Vするだなんて、Vするとは
  3. 感情の原因:Vして~な気持ちになる
  4. 条件:もし~したら
  5. 結果:そしてその結果Vする
  6. 形容詞修飾:Vするには「形容詞」だ

 

ちなみに、副詞とは、「名詞以外を修飾するもの」です(一部例外はありますが)。形容詞は「名詞を修飾するもの」でしたね。それ以外は副詞というわけなのです。

 

なので、副詞的用法は文全体や動詞、形容詞を修飾します。が、「to Vがどこを修飾しているか?」を意識するのは、「6. 形容詞修飾」のときくらいで大丈夫です。それ以外は訳をそのまま覚えてしまった方が早いです。

 

例文付きで順番に見ていきましょう。

 

目的:Vするために

副詞的用法の訳としては、これが最も多いかもしれません。

 

I got up early to study English. (英語を勉強するために、わたしは早起きした)

 

to Vの部分を「~するために」と訳せば完成です。

 

ちなみに、「目的」の訳については、下記のような書き換えも可能です。

 

I got up early in order to study English. (英語を勉強するために、わたしは早起きした)

I got up early so as to study English. (英語を勉強するために、わたしは早起きした)

 

in order to V/ so as to Vで「Vするために」という熟語になります。両者の違いも一応押さえて置きましょう。in order toの方が使いやすいです。

 

in order to V/ so as to Vの違い
  • in order to Vは文頭でも使える(so as to Vは不可)
  • in order to Vはfor Aで意味上の主語を示せる(so as to Vは不可)

→例文:He bought a laptop in order for his son to access the internet. (彼は、彼の息子がインターネットにアクセスするために、ノートパソコンを買った)

 

 

判断の理由:Vするだなんて、Vするとは

次は「判断の理由」です。

 

She is strange to say such a thing. (そのようなことを言うなんて、彼女は変わっている)

 

to Vの部分が、彼女を「変わっている」と判断する理由になっていますね。

 

感情の原因:Vして~な気持ちになる

お次は「感情の原因」

 

I am glad to see you. (あなたにお会いできて、わたしはうれしいです)

I am surprised to read the article. (その記事を読んで、わたしは驚いた)

 

to Vの部分が、「うれしい」「驚いた」という感情を引き起こす原因になっていますね。直前に感情に関わる表現があるとき、この訳になりやすいです。

 

条件:もし~したら

「もし~したら」の訳になるパターンはこちら。

 

To hear her speak English, you will take her for an American. (もし彼女が英語を話すのを聞けば、あなたは彼女をアメリカ人と思うだろう)

 

文頭にto Vがあるとき、「条件」の訳になりやすいです(100%ではないので注意)。

 

なお、hear O Vで「OがVするのを聞く」take O for Aで「OをAと思う」です。

 

結果:そしてその結果Vする

「結果」の例文はこちら。

 

I woke up to find she wasn’t here. (わたしは目覚めて、彼女がここにいないとわかった)

 

「その結果」という訳は明確にはなっていませんが、「目覚めた (woke up)→わかった (find)」という順番で物事が起きています。

 

なお、この「結果」の訳になりやすい表現はある程度決まっているので、パターン別に列挙しておきます。

 

grow up to V: 成長してVする

She grew up to be an actress. (彼女は成長して女優になった)

 

live to V: Vするまで生きる

She lived to be 100 years old. (彼女は100歳まで生きた = 100歳になるまで生きた)

 

only to V: 結局Vするだけ

They went into the cave only to find nothing. (彼らは洞窟に入ったが、結局何も見つけなかった)

 

never to V: 決して(二度と)Vしない

They went into the cave never to get back. (彼らは洞窟へ入ったが、二度と戻って来なかった)

 

形容詞修飾:Vするには「形容詞」だ

to Vが形容詞を就職するパターンです。

 

The is difficult to complete. (その課題は完遂するのが難しい)

 

「完遂するのが (to complete) → 難しい (difficult)」という修飾の関係が成り立っていますね。

 

おわりに

いかがでしたか?種類が多すぎて、最初は面食らうかもしれません。

 

ひとまず理解した後は、ひたすら練習問題を解いて身体で覚えましょう。何度も繰り返すことで、反射的に訳が出てくるようになります。

 

英語って、ある意味スポーツや音楽とよく似ているんですね。基礎を頭で理解した後は、ひたすら身体を動かした方がいいんです。それで本当の意味で自分の力になります。

 

それでは!


コメント

  1. […] 不定詞の副詞的用法③ […]

  2. […] 不定詞の副詞的用法③ […]

  3. […] 不定詞の副詞的用法③ […]

  4. […] 不定詞:副詞的用法 […]

  5. […] 不定詞の副詞的用法③ […]