今回はmay notとmust notの意味の違いを説明したいと思います。
must notもmay notも「~してはいけない」という意味を持つのですが、一体どのような違いがあるのでしょう?
サクッと説明してみました!
may not/must not「してはいけない」の意味の違い
may not/must not「してはいけない」の意味の違いは下記の通りです。
- must not: 高圧的&主観的なイメージ
- may not: 公に許可を与えないイメージ
肯定文だと、
- must: ~しなければいけない
- may: ~してもよい
という意味になりますね。
mustはとにかく高圧的、圧力を感じる表現です。
図で示すとこんな感じ。とにかくやれ、やりなさい。グイグイくる感じです。命令文との書き換えがしっくりきます。
このイメージはmust notでも同じです。高圧的にグイグイ迫り、とにかくダメ、ダメ、ダメ、ダメ! とぐいぐい押しまくる感じがあります。
一方のmayは上から目線で許可を与えるイメージです。立場が上の者が「してもよろしい」とそちらの方向を示すイメージなのですね。
※なので、mayにはお堅い感じが伴います。カジュアルに「してもいいよ」という場合にはcanが好まれます。
このイメージはmay notでも同じです。上から目線で許可を与えない感じがあります。つまり、公の禁止との相性がとても良いです。
以上のイメージを踏まえたうえで、例文を見ていきましょう。
may not/must not「してはいけない」の例文
例文はコチラです。
must not
まずはmust notからです。強い圧力を感じつつ、例文を見てみましょう。
You must not open my drawer.
(わたしの引き出しを開けてはいけません)
You must not go there by yourself.
(そこへ一人で言ってはいけません)
may not
次にmay notです。上から目線の公の禁止を感じつつ、例文に目を通してみてください。
You may not sleep during the class.
(授業中寝てはいけません)
You may not smoke here.
(ここで煙草を吸ってはいけません)
まとめ
いかがでしたか? 助動詞は日本人にとって難関ポイントの一つですが、イメージと一緒に理解することでグッとわかりやすくなりますね!
ちなみに、may「祈願 (してもよい)」の意味もこの延長線上で理解することが出来ます。よろしければ下記の記事も一緒にお読みくださいね。
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