今回は“ordain, orde, ordin“を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“ordain, orde, ordin”を含む英単語まとめ
ordain, orde, ordinには、
- ordain, orde, ordin: 命令 (order)
というイメージがあることを意識してください。
いろいろな形がありますが、ひとまず”ord”という形を見たら「命令」と考えればよいと思います。また、「命令を与える⇒順序良く整列させる」という発想で、「順番」に関する語が多いのも特徴です。
下記には「ordain, orde, ordin: 命令」という語源の単語を集めてみました。イメージを意識しつつ目を通してみると、暗記がグッと楽になりますよ!
ポイント
- ordain: ~を聖職者に叙任する、(法律/神/運命などが)~を定める
- ordination: 聖職授任式(「ion: 単語を名詞化」)
- ordeal: 厳しい試練、辛い体験
- order: ①順序、秩序、整頓、命令、注文、②命令する、注文する
- ordered: 整然とした、秩序のある
- ordering: 整理整頓、配列
- orderly: ①整然とした、行儀がいい、命令の、②雑用係(「ly: 単語を副詞化/形容詞化」)
- ordinal: 序数の、順序を示す(「al: 単語を形容詞化」)
- ordinal number: 序数、順序数詞
- ordinance: 条例、命令、法令(「ance: 単語を名詞化」)
- ordinary: ①普通の、ありふれた、平凡な、②普通の人/モノ、普通の状態(「ary: 単語を形容詞化/名詞化」、「順序が定まった⇒普通の」というイメージ)
- ordinarily: 普通に、正常に、普通は、たいてい(「ly: 単語を副詞化/形容詞化」)
- coordinate: ①~を組織する、調和させる、②座標、同格の人、等位語句、③同等の、同格の、対等の(「co/com: 一緒に」、「ate: 単語を動詞化/名詞化/形容詞化」、「一緒に順序良く並べる」イメージ)
- coordinate clause: 同格節
- coordinate conjunction: 等位接続詞
- coordinately: 順序良く整理して、全体と調和して(「ly: 単語を副詞化/形容詞化」)
- coordinated: よく調整された、効率よく組織された
- disorder: ①混乱、暴動、障害、不調、②~を乱す(「dis: 否定」)
- disordered: 乱れた、乱雑な、障害のある
- disorderly: 乱暴な、騒々しい、乱雑な(「ly: 単語を副詞化/形容詞化」)
- extraordinary: 異常な、奇妙な、並外れた、臨時の、特派の、特命の(「extr: 外に」、「ary: 単語を形容詞化」、「順序の外⇒並外れた」というイメージ)
- extraordinarily: 並みでなく、非常に、奇妙に(「ly: 単語を副詞化/形容詞化」)
- subordinate: ①下位の、下級の、従属の、②~を下に置く(「sub: 下」)
- subordinate clause: 従属節
- subordinate conjunction: 従位節属詞
- subordination: 従位、従属、下位(「ion: 単語を名詞化」)
- subordinative: 従属関係の(「ive: 単語を形容詞化」)
- suborder: 下位区分
- superordinate: 上位の、独立した(「super: 超えた」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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