代名詞itとoneの違いを徹底解説

英文法

 

こんにちは、講師のNです。突然ですがみなさん、代名詞っていわれてピンときます?

 

ダイメイシ??

 

…こないですよね。きたとしても、人によっては吐き気を催すかもしれません。

そんなパワーワード・代名詞。

 

自身の備忘録も兼ね、代名詞を死ぬほどわかりやすくまとめてみました。代名詞ってたくさんあるんですが、今回スポットライトを当てたのは代名詞itとoneです。

 

この二つを問うような問題は大学入試でも頻出ですので、この機会にぜひ押さえておいてください。

 

最初にポイントをまとめると以下の通り。

 

ポイント
  • it: 同一のものを指す (the+名詞が前提。可算名詞の単数 or 不可算名詞を指せる)
  • one: 同じ種類のものを指す (a+名詞が前提。可算名詞の単数しか指せない)

 

順番に見ていきましょう。

 

そもそも代名詞って??

というか、代名詞ってなんのこと?

 

代名詞とは、繰り返しを避けるために使われるものです。

 

まずは日本語で考えてみましょう。

 

「この間ペンをなくしちゃってさ。同じやつを買ったんだよね」

「この間ペンをなくしちゃってさ。でもそれがみつかったんだよね」

 

 

この場合だと、「やつ」「それ」が代名詞的な表現になっています。

 

いちいち「ペン」って繰り返すとまどろっこしいんで、

「やつ」とか「それ」という言葉で繰り返しを避けているんです。

 

繰り返しを避けるための表現。会話からまどろっこしさを取り除くための表現。それが代名詞なのです。

 

代名詞itとoneの違い

で、itとoneの違いです。

 

最初に紹介したポイントの繰り返しになりますが、両者の違いを端的に言うと下記の通り。

 

ポイント
  • it: 同一のものを指す (the+名詞が前提。可算名詞の単数 or 不可算名詞を指せる)
  • one: 同じ種類のものを指す (a+名詞が前提。可算名詞の単数しか指せない)

 

 

具体的に英語で見てみましょう。itとoneを使った例文です。

 

He lost his pen, but he found it (=the pen).

彼はペンをなくした。しかし、彼はそれ(=そのペン)を見つけた。

 

 

よろしいでしょうか。ここでは「そのペン」と二回言うのがまどろっこしいので、「それ」という風に代名詞itを使っています。

 

みなさん、このitの使い方には比較的慣れているかもしれません。彼はペンをなくしたんだけれども、なくしたハズのペンを見つけた。

 

ここで注目してほしいのは、「失くしたペン=見つけたペン」となっているところです。二つは同一のものなのです。つまり、”his pen=it”なのです。

 

 

一方、次の例文はどうでしょう?

 

He lost his pen, and he has to buy one (=a pen).

彼はペンをなくした。彼はペンを買わなければいけない。

 

ここでも「ペン」という単語の繰り返しを避けていますが、itではなくoneを使用しています。なぜでしょうか。

 

それは、oneがさす「ペン」は、なくしたものと同一のペンではないからです。

 

 

「ペン」という同一種類の単語について言及してはいるけれども、彼が買う「ペン」は別のペンであって、なくした「ペン」ではないんです。つまり、“his pen ≠ one (=a pen)”なのです。

 

ペンという同じ単語を繰り返したい。けれど、そのペンは前の方で出てきたペンと同一のものではない。別のペンだ。そんなとき、oneが使えるのです。

 

可算名詞? 不可算名詞?

itとoneには、もう一つ違いがあります。

 

itは可算名詞の単数/不可算名詞のどちらも指せるけど、

oneは可算名詞の単数しか指せないということです。

 

 

例文で見てみましょう。

・itの例文

He bought some cheese. It (=the cheeseは不可算名詞) was very good.

彼はいくらかチーズを買った。それはとてもおいしかった。

 

cheeseってのは不可算名詞です(=いくらでも切れるので数えてもムダ、という発想です)。

 

※不可算名詞の法則について学びたい方はこちらの記事をどうぞ

可算名詞と不可算名詞の見分け方

 

 

 

そして、「彼が買ったチーズ」と「おいしかったチーズ」は同一のものですね。なので、itで指せています。

 

 

一方、oneが不可算名詞を指すことはあり得ないのです。なぜなら、oneは不可算名詞を指すことができない、というルールがあるからです。

 

ちょっと考えてみればわかるかもしれません。“one, two, three…”というように、oneというのは、ものを数えるときに使う単語ですよね。だから、oneは不可算名詞との相性が悪いんです。

 

おわりに

いかがでしたか?

 

itとoneの違いがわかりましたか?

ぜひ、次回英文を書く際は、itとoneの違いに注目しながら両者を使ってみてください。

 

 

なお、この代名詞oneですが、実は他にもいろんなルールがあって結構クセ者です。

 

そのうち、その違いをやはり死ぬほどわかりやすく解説するので乞うご期待!(ステマ)

 

 

なお、今回の記事は主に徹底例解ロイヤル英文法に拠っています。記事を書いていて「あれ、これってこういう説明で大丈夫なんだっけ?」というときは、たいていロイヤルにお世話になっています。

 

文法系の疑問は、たいていこれ一冊で解決します。手元に置いておけば非常に便利なので、まだお持ちでない方にはとてもおススメです。

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。それでは!

 


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コメント

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