今回は比較表現を使い、「3歳年上」を英語で表現してみたいと思います。
何パターンかあり、試験でもよく狙われるポイントです。
一体どのように表現できるのか?
一緒に一つずつ見ていきましょう!
「3歳年上」はby, than, seniorを使って表現!
「3歳年上」はby, than, seniorを使って表現できます。
He is three years older than I.
= He is older than I by three years.
= He is three years senior to me.
= He is senior to me by three years.
(彼はわたしより3歳年上だ)
※by~の形を使うのは、一般的にはby以下の数値が複雑・長い場合が多い
なんでこんな訳になるの?
一つずつ詳しく見ていきましょう!
He is three years older than I.
まずはHe is three years older than I.からです。
頭から分解してみましょう。
- He is: 彼は~だ
- three years + older: 3歳 + 年上
- than I: わたしより
ポイントは、“three years + older”の部分ですね。
「数字 + 比較級」という語順になっています。
He is older than I by three years.
次はHe is older than I by three years.です。
頭から分解してみましょう。
- He is: 彼は~だ
- older: 年上
- than I: わたしより
- by + three years: 3歳 + 分だけ
ポイントは、“by + three years”の部分ですね。
「by + 数字」という語順になっています。
byには「~分だけ」というように、単位を示す意味があるのです。
なお、byの形を使うのは、一般的にはby以下の数値が複雑・長い場合が多いです。
例えば次の場合です。
He is older than I by five and a half years.
(彼はわたしよりも5歳半年上だ)
また、前置詞byの意味を詳しく知りたい方はコチラの記事をお読みくださいね。
He is three years senior to me.
次はHe is three years senior to me. です。
頭から分解してみましょう。
- He is: 彼は~だ
- three years: 3歳
- senior to me: わたしより年上
ポイントは、“senior to me”の部分ですね。
be senior to~で「~より年上」という意味になるのです。
このように、ラテン語に語源を持つものは、toと組み合わさり比較表現となることがあるのですね。
ラテン語語源の代表的な表現は下記のページにまとめたので、興味のある方はぜひお読みくださいね。
参考:【prefer / superior / inferior…】ラテン語語源の比較表現まとめ
He is senior to me by three years.
ラストはHe is senior to me by three years.です。
頭から分解してみましょう。
- He is: 彼は~だ
- senior to me: わたしより年上
- by + three years: 3歳 + 分だけ
ラテン語語源のseniorと、「~分だけ」という意味のbyが組み合わさった表現ですね。
まとめ
いかがでしたか? 最後に「3歳年上」の表現パターンを改めてまとめてみましょう。
- He is three years older than I.
- He is older than I by three years.
- He is three years senior to me.
- He is senior to me by three years.
- 数字+比較級+than
- 比較級+than+by 数字
- 数字+senior to
- senior to+by数字
数字表現が後ろにくるときはbyが使われる、と覚えるとわかりやすいですね!
コメント
[…] ・3歳年上を英語で言うと?【by, than, senior】 […]