今回はset about Ving(名詞)/set about to Vの意味の違いについて学びましょう!
一見全く違う表現ですが、よくよく考えると成り立ちが似通っていて、「なぜその意味になるのか?」がよくわかります。
記事は3分程度で読めますよ!
set about Ving(名詞)/be about to Vの意味の違い
まずは両方に共通しているaboutから考えましょう。
aboutには「約、大体」という意味のほかに「近くに」という意味もあるのです。
“about ten”だったら「大体10」という意味ですが、これって、10の近く (9とか11とか)に数字があるってことですよね。
なるほど!
次にsetを見てみましょう。
「~をセットする」「~をセッティングする」という日本語にもみられるように、setには「置く」という意味があるのですね。
set about Ving/名詞を直訳すると、「~を近くに置く」というコトになります。つまり、ある行為を近くに置くのであれば、それは「~を始める」という意味になりますね。
一方、be about to Vは、
- be「いる、ある」
- about「近く」
- to V「Vする」
と分解できます。
直訳すると「Vする近くにいる」というコトになります。
つまり、自分がVという行為の近くにいるのであれば、「まさにVするところだ」という意味になりますね。
ポイント
- set about~: ~を始める
- be about to V: まさにVするところだ
set about Ving(名詞)/be about to Vの例文
set about Ving(名詞)/be about to Vの例文はコチラです。
He set about studying.
(彼は勉強に取り組み始めた)
He set about the work.
(彼はその仕事を始めた)
He was about to leave. (彼はまさに出発するところだった)
おわりに
いかがでしたか? 一見難しそうな表現も、少し頭をひねってみれば、サクッと理解することが出来ますね!
コメント