【”where〇” 9選】whereas/whereby/whereabout…の意味・使い方まとめ

名詞

 

今回は“where~”系の単語の意味・用法をまとめてみました。

 

whereby, whereabout, whereabouts, whereas…たくさんありますが、イマイチ用法がわからないですよね。

 

今回は、そんな「謎の?」”where~”系の単語についてサクッとまとめてみました。この機会にまとめて確認してみましょう。

 

whereas/whereby/whereabout…の意味・使い方まとめ

“where~”系の単語の意味・用法まとめは下記の通りです。意味だけでなく、品詞にも注目すると良いです。

 

ポイント
  • whereabout/whereabouts:【名詞】所在、ゆくえ、【疑問副詞】どのあたりに
  • whereas:【接続詞】~であるが、~だがしかるに
  • whereat:【疑問副詞】どこに、なんのことで、【関係副詞】それに対して(=at which)
  • whereby:【疑問副詞】どのようにして、どのような手段で、【関係副詞】それによって(=by which)
  • wherefore:【疑問副詞】どういう理由で、なぜ、【関係副詞】そのために~する理由(=for which)、【名詞】理由、原因(通例the why(s) and wherefore(s)の形で使用)
  • wherein:【疑問副詞】どういう点で(=in what)、【関係副詞】その中で~する(=in which)
  • whereof:【疑問副詞】何について、誰について、【関係副詞】それについて~するところの
  • whereon:【疑問副詞】何の上に、【関係副詞】その上に~する(=on which)
  • wherewith:【疑問副詞】なにで、なにによって、【関係副詞】それによって~する(=with which)

 

★1 接尾辞の違いがそのまま意味の違いになっている。基本的には、全て疑問副詞/関係副詞のどちらかになる

★2 ただし、whereabout/whereabouts/whereforeが名詞、whereasが接続詞になる点に留意

 

例文付きで見ていきましょう!

 

whereabout/whereabouts

whereabout/whereaboutsです。どちらも同じ意味を持ちます。

 

aboutには「周囲/周辺」という意味があるので、下記のような意味になります。

※aboutの意味は【イメージ理解】about/around/almost/nearly/approximately/roughlyの意味の違いを参照

 

 

  • 【名詞】所在、ゆくえ
  • 【疑問副詞】どのあたりに

という意味があり、単数/複数扱いのどちらにもなります。

 

 

例文はコチラです。

The whereabouts of the student is(are) still unknown.

(その生徒の所在はまだ明らかになっていない)

 

Whereabouts in Tokyo do you live?

(東京のどこのあたりに君は住んでいるの?)

 

whereas

whereasです。

 

asには譲歩の意味があるので、下記のような意味になります。

※asの意味は【決定版】asの意味用法まとめ【語源で考える】を参照

 

 

後ろにSV-を伴い、

  • 【接続詞】~であるが、~だがしかるに

という意味になります。

 

 

whileの「~する一方」と意味は同じですが、固い表現です。

 

例文はコチラです。

Whereas Tom is introvert, his brother is extrovert.

(トムは内向的であるが、彼の弟は外向的だ)

 

Mary is kind, whereas the other members of the club are not.

(メアリは親切だが、クラブのその他のメンバーはそうでもない)

 

whereat

whereatです。whereとatのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】どこに、なんのことで
  • 【関係副詞】それに対して(=at which)

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。

Whereat was Mary offended?

(なんのことでメアリは怒ったのだ?)

 

This is the word whereat she angered.

=This is the word at which she angered.

(これが彼女が怒った言葉だ)

 

whereby

wherebyです。whereとbyのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】どのようにして、どのような手段で
  • 【関係副詞】それによって(=by which)

という意味になります。

 

 

ただ、疑問詞の方の意味では現在は使われていないようで、辞書にも例文の記述がありませんでした。そのため、今回例文を載せるのも関係副詞のパターンのみとします。

Language is the means whereby we can communicate with each other.

Language is the means by which we can communicate with each other.

(言語は、それによって我々がお互い意志疎通を出来る手段だ)

 

wherefore

whereforeです。whereとfor (理由)のイメージを内包している単語です。古い表現で、個人的には、文中で見た記憶があまりありません。

 

  • 【疑問副詞】どういう理由で、なぜ
  • 【関係副詞】そのために~する理由(=for which)
  • 【名詞】理由、原因(通例the why(s) and wherefore(s)の形で使用)

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。疑問詞/関係副詞の方の意味では現在は使われていないようです。(辞書によってはきちんとした記述のないものもありました)

 

関係副詞の用法については、辞書に例文が見当たらなかったため割愛しています。

Wherefore art thou Romeo?

=Why are you Romeo?

(どうしてあなたはロメオなの?)

 

Please tell me the whys and wherefores.

(わたしに理由を教えてください)

 

wherein

whereinです。whereとinのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】どういう点で(=in what)
  • 【関係副詞】その中で~する(=in which)

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。

Wherein was I wrong?

(どういう点でわたしは間違っていたのか?)

 

This is the tale wherein lies a mystery.

(これは謎のあるお話だ)

 

whereof

whereofです。whereとofのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】何について、誰について
  • 【関係副詞】それについて~するところの

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。関係副詞の方はあまりに古すぎて、現在使用されていないので例文は割愛しています。

He knows of whereof he is speaking.

(彼は自分の話していることについてわかっている)

 

whereon

whereonです。whereとonのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】何の上に
  • 【関係副詞】その上に~する(=on which)

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。疑問副詞のパターンは例文が見つからなかったので割愛しています。

This is the chair whereon she sat.

(これは彼女が座った椅子だ)

 

 

wherewith

wherewithです。whereとwithのイメージを内包している単語です。

 

  • 【疑問副詞】なにで、なにによって
  • 【関係副詞】それによって~する(=with which)

という意味になります。

 

 

例文はコチラです。疑問副詞のパターンは例文が見つからなかったので割愛しています。

This is the pen wherewith he is used to writing.

(これは彼が書きなれているペンだ)

 

まとめ

いかがでしたか? 最後にまとめを再掲しておきます。

 

ポイント
  • whereabout/whereabouts:【名詞】所在、ゆくえ、【疑問副詞】どのあたりに
  • whereas:【接続詞】~であるが、~だがしかるに
  • whereat:【疑問副詞】どこに、なんのことで、【関係副詞】それに対して(=at which)
  • whereby:【疑問副詞】どのようにして、どのような手段で、【関係副詞】それによって(=by which)
  • wherefore:【疑問副詞】どういう理由で、なぜ、【関係副詞】そのために~する理由(=for which)、【名詞】理由、原因(通例the why(s) and wherefore(s)の形で使用)
  • wherein:【疑問副詞】どういう点で(=in what)、【関係副詞】その中で~する(=in which)
  • whereof:【疑問副詞】何について、誰について、【関係副詞】それについて~するところの
  • whereon:【疑問副詞】何の上に、【関係副詞】その上に~する(=on which)
  • wherewith:【疑問副詞】なにで、なにによって、【関係副詞】それによって~する(=with which)

 

★1 接尾辞の違いがそのまま意味の違いになっている。基本的には、全て疑問副詞/関係副詞のどちらかになる

★2 ただし、whereabout/whereabouts/whereforeが名詞、whereasが接続詞になる点に留意

 

 

少し固い/古い表現なので、自分で使うというよりは、文中で出てきたときに反応できるようにしておくと良いですね。(whereabout/whereabouts/whereas以外はあまり使われていない気がします)

 

コメント