今回は「到着する」という単語の使い方の違いをまとめてみました。
arrive/get/reachのそれぞれで用法が違う上に、特にarriveは後ろにinやatがきたりと厄介です。
この記事ではそんな疑問をスッキリまとめてみました!
arrive in/at/onの違い
まずはarrive in/at/onの違いをまとめてみましょう。
後ろに「時間表現」がくるのか、「場所表現」がくるのかで考えるとわかりやすいです。
<時間表現>
- at: 特定の時刻(at sevenなど)
- on: 特定の日付(on Monday, on June 25thなど)
- in: 月や季節、年(in June, in winter, in 2021など)
<場所表現>
- at: 狭い場所(駅や空港、建物など)*
- in: 広い場所(街や国など)
*特定の場所をピンポイントで指す際は、onが使用されることもある
上記の違いを理解するには、下記のイメージの違いを理解することが重要です。
- at: 一点を指し示すイメージ
- on: 接触を示すイメージ
- in: 包み込まれているイメージ
そのため、
- at: 時刻や特定の場所などを点で指し示す「狭いイメージ」
- on: 特定の日付や場所などに接触している「比較的狭いイメージ」
- in: 時間的、空間的に広がりをもった「広いイメージ」
と後ろにくる単語に差が出てくるのですね。
例文は下記の通りです。前置詞の違いに注目です。
I arrived at Tokyo Station at twelve. (東京駅に12時に着いた)
I arrived in Tokyo on February 1st. (2月1日に東京に着いた)
I arrived on the site at seven. (7時にその現場に着いた)
※ちなみに、時間の表現は文末にくる傾向があります。
なお、それぞれの前置詞の違いは下記の記事で超わかりやすく解説しています。サクッと読めるので、よろしければ一緒にどうぞ。
get/reachの使い方
次にget/reachの使い方との違いです。
後ろに場所がくる場合、arriveは
- arrive at/on/in 場所
でしたが、
getやreachは
- get to 場所
- reach 場所 (苦労して到着するイメージ。また、reach to の形になることもアリ)
という形で使用されます。
具体的には下記の通りです。
I got to the place.
I reached the place.
(その場所に着いた)
まとめ
最後に本記事の内容をまとめておきます。
<時間表現>
- at: 特定の時刻(at sevenなど)
- on: 特定の日付(on Monday, on June 25thなど)
- in: 月や季節、年(in June, in winter, in 2021など)
<場所表現>
- at: 狭い場所(駅や空港、建物など)*
- in: 広い場所(街や国など)
*特定の場所をピンポイントで指す際は、onが使用されることもある
- arrive at/on/in 場所
- get to 場所
- reach 場所 (苦労して到着するイメージ。また、reach to の形になることもアリ)
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