【ヤバい】There is the cat. / A cat is on the table.がおかしい理由【there構文】

倒置・否定・省略・強調

 

突然ですが、次の文のおかしなところはわかりますか?

 

  1. There is the cat on the table.
  2. A cat is on the table.

 

テーブルの上に猫がいる…

おかしなところも、意味の違いもないでしょ!

 

 

 

実は、どちらも少し違和感のある文なのですね。

なぜダメなのか?

 

下記で詳しく見ていきましょう!

 

 

※こちらの記事は動画でも死ぬほどわかりやすく解説しています!

【偏差値50レベル】There is the catがダメな理由【知らないとヤバい】

 

“There is the cat.”がおかしい理由

“There is the cat on the table.”が違和感を感じさせる理由から考えてみましょう。

 

それはズバリ、there構文は「目新しいもの」に使う構文だからです。

 

 

例えば、次の文を見てください。昔話の冒頭によくある文です。

Once upon a time, there was an old man.

(昔々、ある一人の年老いた男がおりました)

 

 

注目してほしいのは、an old man”となっているところです。

 

そうです。“the”ではなく、”a”が使われているのですね。

 

なぜなら、

  • there構文は目新しいモノに使う構文、
  • “a”は目新しいモノに使う冠詞 (“the”は既出のモノに使う冠詞)

だからです。

 

 

 

ここで、”There is the cat on the table.”という文を見てみましょう。

 

この文がおかしいのは、

there構文にもかかわらず、「Aがある」の「A」の部分にtheが使われているからなのですね。

 

 

つまり、”There is a cat on the table.”という文にすれば、

なんのケチも付かない完璧な文になるというわけです。

 

A cat is on the table.がおかしい理由

“A cat is on the table.”が違和感を感じさせる理由を考えてみましょう。

 

 

それはズバリ、英文は「旧情報⇒新情報」という流れで出来ているからです。文の後ろへいけばいくほど、「読者にとって目新しい情報 = 新情報」が出てくるのです。

 

 

ここで”A cat is on the table.”を見てみましょう。

 

“A cat”は、”A”が使われていることから、目新しい情報のハズですね。

文頭に目新しい情報がいきなり出てくるのは、じゃっかん違和感があるのです。

 

 

つまり、文頭に”cat”を持ってきたいのであれば、A cat”ではなく”The cat”とするべきなのです。

 

次のような文にすればあまり違和感はなくなります。

The cat is on the table.”

 

 

 

あるいは、”a cat”の部分を変えずに、違和感のない文にしたければ、どうするべきでしょう?

 

 

…そうですね。

 

 

新情報と相性の良い、there構文を使えばよいのです。

There is a cat on the table.”

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回の内容を以下にまとめておきます。

 

ポイント
  • there構文は「目新しいモノ」に使う構文
  • 英文は「旧情報⇒新情報」の流れになっている
  • 冠詞の”a”は新情報、”the”は旧情報
 ⇒ “There is a cat on the table.” / “The cat is on the table.”はOK
 ⇒ “There is the cat on the table.” / “A cat is on the table.”は違和感のある文

 

細かいですが、こういったルールを押さえつつ、自然な英文を書ける・話せるようになると、ワンランク上のステップに行けますね!

 

 

また、there構文を使った表現は下記にまとめてあります。

【決定版】there構文7選・意味まとめ【there live, there lie他】

 

さらに、例外的に固有名詞やthe 名詞でもThere構文を使用する場合については、下記にまとめてあります。

【意外と知らない】There構文で固有名詞が使える場合とは

 

 

 

最後に、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

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その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。

 

それでは!

 


コメント

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