今回は“cover, cur, ker”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“cover, cur, ker”を含む英単語まとめ
cover, cur, kerには、
- cover, cur, ker: 覆う (cover)
というイメージがあることを意識してください。
「cover: ~を覆う」は、語源通りの単語ですね。
また、「discover: ~を発見する」や「uncover: ~を暴露する」は、隠されているものの覆いを取り去るイメージです。
- dis/un: 否定
- cover: 多い
このように「cover, cur, ker: 覆う」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- cover: ~を覆う、~を報道する、~に及ぶ
- coverage: 報道、取材範囲
- covered: 覆われた
- covering: 覆うもの(名詞として)、覆う(形容詞として)
- coverlet: 掛けぶとん
- covert: 隠された、内密の
- covertly: 隠れて、内密に(「ly: 単語を副詞化」)
- covertness: 隠しだてすること(「ness: 単語を名詞化」)
- curfew: 外出禁止時刻、門限、鐘の音(「few: 火 = fire」、昔は寝る時刻になると火に覆いをかぶせて消した)
- kerchief: カチーフ、えり巻き
- discover: ~を発見する(「dis: 否定」)
- discoverer: 発見者(「er: ~する人/モノ」)
- discovery: 発見
- uncover: ~を暴露する、~の覆いを取る、~を発掘する(「un: 否定」)
- uncovered: 覆いのない、むき出しの
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
コメント