突然ですが、過去形と現在完了形の違いってご存知ですか?
なんとなくフィーリング…かな!
それじゃあダメです!
試験で減点されるリスクはありますし、なにより、実際に英語を運用する際、自分の伝えたいことを完璧に伝えられない可能性があります。
今回は、過去形と現在完了形の使い分けについて、サクッと学んでしまいましょう!
過去形と現在完了形の違いは「現在に影響があるかどうか」
過去形と現在完了形の違いは「現在に影響があるかどうか」です。
下の例文を見てください。
「終えた」の部分には、過去形と現在完了形のどちらが使用されるでしょう?
I can play with him now as I ( ) my homework.
(わたしは宿題を終えたので、彼と今一緒に遊ぶことが出来る)
「終えた」だから過去形?
いや、どっちも使えるかな…
正解は現在完了形です。
どうして?
ポイントは、「宿題を終えた」という行為が現在にまで影響を与えていることです。
過去形というのは、単に「過去にあったこと」を記述するだけの形です。つまり、過去の出来事が、現在と切り離されているんですね。
一方、現在完了形は、「過去にあったことが現在にも続いている、影響を及ぼしている」ことを示すのです。
つまり、過去の出来事が現在とつながっているんです。
ここで先ほどの例文に戻ってみましょう。
「宿題を終えた」ので、「今わたしは彼と遊べる」
「終えた」部分は、現在と切り離されていますか? つながっていますか?
終えた結果、遊べるわけだから…
つながっている!
その通りです!
つまり、空欄にはhave finishedが入るのですね。
I can play with him now as I ( have finished ) my homework.
(わたしは宿題を終えたので、彼と今一緒に遊ぶことが出来る)
Summer came. / Summer has come. の違い
せっかくなので、簡単な例文でさらに確認してみましょう。
Summer came.
(夏が来た (いまはおそらく夏が過ぎている) )
Summer has come.
(夏が来た (そして今も夏だ!) )
「夏が来た」という動詞が、
- 単純な過去の事象として捉えられているのが上の形
- 現在に影響を与えていると考えられるのが下の形
です。
つまり、上の形では、おそらくもう夏は過去のことになっていて、おそらくはもう、秋や冬(あるいは春)なのですね。
一方、下の形では、夏が来たという事象が現在に影響を与えているので、今も夏は続いているのです。
なるほど!
このように、表面上の日本語ではなく「現在とつながっているかどうか」で過去形と現在完了形を見分けられるようになると良いですね!
おわりに
いかがでしたか?
日本人にはわかりづらい感覚ですが、本記事がもとで、過去形と現在完了形の違いが少しでもわかったのであれば嬉しいです。
なお、過去形と現在完了の違いについては、他にもまとめた記事がありますので、よろしければお読みください!
コメント
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