今回は「狭い/広い系」の単語の違いについてまとめてみたいと思います。
narrow/small/tight/broad/wide/largeなど、数が多いですが、イメージで捉えていけば大丈夫。
きっと違いをマスターすることが出来ますよ!
narrow/small/tight/broad/wide/largeの意味・用法の違いまとめ
まずはnarrow/small/tight/broad/wide/large「狭い/広い系」の意味・用法の違いから。それぞれ下記のような違いがあります。
<幅が狭い/広い>
- narrow: 狭い
- wide: 広い(客観的)
- broad: 広い(感覚的)
<面積が小さい/大きい>
- large: 大きい
- small: 小さい
<締め付けがキツイ/ゆるい>
- tight: きつい
- loose: ゆるい
具体的な例文と一緒に見ていきましょう!
narrow/small/tight/broad/wide/largeの例文
例文はこちらです。単語ごとの詳しい説明と一緒に見ていきましょう。
narrow: 狭い ⇔ wide: 広い(客観的)、broad: 広い(感覚的)
まずはnarrow⇔wide、broadです。
面積が「狭い/広い」を表現する単語です。
それぞれの違いは下記の通りです。
- narrow: 狭い
- wide: 広い(客観的)
- broad: 広い(感覚的)
wideは客観的に「広い」ということを表現しているのに対し、
broadは気持ちを込めて「広い」ということを表現しています。(なんとなく、「広々とした」という訳語がうまくハマりそうな感じです)
それぞれのイメージ図は下記の通りです。broadは気持ちを込めて「広々とした」と表現するだけあって、面積的な広がりを強く感じさせる単語です。
例文はコチラです。wideは「種類が豊富 =種類の幅が客観的にみて広い」という意味でも使われます。
The street is narrow. (その道は狭い)
The street is wide. (その道は広い)
The street is broad. (その道は広々としている)
The street is ten meters wide. (その道は10Mの広さだ)
They have a wide variety of products. (彼らは広範な種類の製品を持っている)
Open your mouth wide. (大きく口を開けて)
He saw the broad sky. (彼は広々とした空を見た)
large: 大きい、small: 小さい
large⇔smallです。
幅の広さではなく、面積的な大きさを表現する単語です。
例文は下記の通りです。
Japan is a small country. (日本は小さな国だ)
China is a large country. (中国は大きな国だ)
tight: きつい、loose: ゆるい
tight⇔looseです。looseの発音は「ルース /lúːs/」なので要注意です。(「ルーズ」と濁りません)
単純な大きさというよりは、「きゅっと締まっている/緩い」イメージを持つ単語です。
tightは「タイトなジーンズ」、looseは「ルーズソックス」などのように、日本語にも溶け込んでいますね。
例文は下記のとおりです。衣類とセットで使われることが多いですね。
My shoes are too tight. (私の靴はきつすぎる)
This shirt is too loose for me. (このシャツはわたしには緩すぎる)
まとめ
いかがでしたか? 改めて各単語の違いをまとめて再掲します。
<幅が狭い/広い>
- narrow: 狭い
- wide: 広い(客観的)
- broad: 広い(感覚的)
<面積が小さい/大きい>
- large: 大きい
- small: 小さい
<締め付けがキツイ/ゆるい>
- tight: きつい
- loose: ゆるい
似た意味の単語も、イメージで整理すると頭に入りやすくなりますね!
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