今回は「仕事/会社を辞める」という英語表現の違いについてまとめてみました。
retire/leave/quit/resign
本記事を読めば意味・用法の違いがすっきり理解できるハズです! 3分ほどで読めますよ!
retire/leave/quit/resignの意味の違い
retire/leave/quitの違いは下記の通りです。
- retire from one’s job: 仕事を 定年で辞める
- leave one’s company: 会社を辞める
- quit one’s job: 仕事を辞める
- resign: 仕事を辞める (quitより固い/立場の高い人が辞めるときに使われやすい)
例文付きで順に見ていきましょう。
retire/leave/quit/resignの例文
retire/leave/quit/resignの例文です。
retire from one’s job: 仕事を定年で辞める
retireからです。
日本語でも「仕事をリタイアする」と表現しますが、retireは「定年で辞める」という意味になります。20代の若者が仕事を辞める際に、retireは一般的に使いません。(セミリタイアする、という文脈では別ですが)
また、retire from one’s job: 仕事を定年で辞めるという形で使用する点にも注意です。
※仕事から「離れる」という意味なので、前置詞fromと結びついています。fromのイメージについては、下記の記事をご覧ください。
例文はコチラです。
He retired from his job at the age of sixty-five.
(彼は65歳で仕事を辞めた)
leave one’s company: 会社を辞める
次はleaveです。
leaveは「~を去る」という意味なので、会社を目的語に取り、leave one’s companyとします。retireとは異なり、定年以外で普通に会社を辞める場合にも使えます。
例文はコチラです。
He left his company because the salary was low.
(給料が低かったので、彼は会社を辞めた)
quit one’s job: 仕事を辞める
quitです。
quitは「~をやめる、とめる」という意味なので、仕事を目的語に取り、quit one’s jobとします。retireとは異なり、定年以外で普通に会社を辞める場合にも使えます。
※quitはquit-quit-quitと変化します。(英国だとquit-quitted-quittedとなることもあります)
例文はコチラです。
He quit his job because the salary was low.
(給料が低かったので、彼は仕事を辞めた)
resign: 仕事を辞める
最後にresignです。quitとほぼ同じ意味ですが、「より固い」「立場の高い人が辞めるときに使われやすい」という特徴があります。
例文はコチラです。
He resigned his position as prime minister.
(彼は首相の職を辞任した)
The Cabinet resigned en masse.
(内閣は総辞職をした)
* en masse: 集団で(フランス語由来)
おわりに
いかがでしたか? これでいつでも(?)仕事を辞められますね!
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