今回は「結婚する」という表現についてまとめてみたいと思います。
これは結構くせもので、「~と結婚する」というときにはmarry withと言いたくなるんですが、これはNG。ただし、be married withは、一応表現としては存在する…というなんとも厄介な表現です。
本記事では、そんな混迷のmarryをサクッとまとめてみました。これでアナタもいつでも結婚できる…ハズ!
「結婚する」まとめ
「結婚する」のまとめは下記の通りです。
- marry 人: 人と結婚する(動き)
- get married to 人: 人と結婚する(動き)
- be married to 人: 人と結婚している(状態)
- be married with 子供: 結婚して子供がいる(状態)
まず、「marry 人: 人と結婚する」と「get married to 人: 人と結婚する」は「結婚していない⇒結婚する」という動きを示すイメージがあります。
getを使うとtoが必要になるのがポイントです。”I went to Osaka. (私は大阪に行った)”からもわかる通り、toには「到達」のイメージがあります。「get married to 人」は「結婚して誰かに到達した/くっついた」イメージでとらえると良いですね。
一方、be動詞を使用すると「be married to 人: 人と結婚している」という状態を表すことになります。
さらに、「marryはwithとは使えない!」と教えられることが度々あり、上記のケースでは実際その通りなのですが、一応使えるパターンも存在します。
それが「be married with 子供: 結婚して子供がいる」です。これは「be married」と「with 子供」の部分を切り離して考えると良いです。「be married: 結婚している / with 子供: 子供のいる状態で」というイメージでしょう。
下記には例文を示しました。用法を実際の文で確認してみてくださいね。
Tom married Mary.
Tom got married to Mary.
(トムはメアリーと結婚した)
Tom is married to Mary.
(トムはメアリーと結婚している)
Tom is married with three children.
(トムは結婚して3人の子供がいる)
おわりに
いかがでしたか? 意外と難しいmarryの用法の話でした。
他にもややこしい他動詞というのはいくつかあり、そちら下記の記事にまとめてあります。よろしければご覧くださいね。
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