今回は“ment, mind, minis”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“ment, mind, minis”を含む英単語まとめ
ment, mind, minisには、
- ment, mind, minis: 心 (mind)
というイメージがあることを意識してください。
「mental: 心の、精神の」は、日本語にもなじんだ表現だと思います。
「mind: 心、精神、~をイヤだと思う」もよく見る表現ですが、やはり心に関する表現ですね。
このように「ment, mind, minis: 心」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
ポイント
- mental: 心の、精神の
- mentalism: 唯心論、心理主義(「ism: 主義」)
- mentalist: 唯心論者、読唇術者(「ist: ~する人」)
- mentalistic: 唯心論の、心理主義の(「ic: 単語を形容詞化」)
- mentality: 精神構造、知性、知能(「ty: 単語を名詞化」)
- mentally: 精神的に、知的に、心で(「ly: 単語を副詞化」)
- mention: 言及、~に言及する(「ion: 単語を名詞化」)
- mind: 心、精神、~をイヤだと思う
- mindful: 心を配って、注意して(「ful: 単語を形容詞化」)
- mindfully: 注意して、心して(「ly: 単語を副詞化」)
- mindfulness: 注意深さ、留意(「ness: 単語を名詞化」)
- mindless: 思慮のない(「less: 否定」)
- mindlessly: 不注意に
- comment: コメント、意見(「com: 共に」 「ment: 単語を名詞化」、共に心に掛けること)
- commentary: 実況放送、解説、論評、批判
- commentate: ~を実況解説する(「ate: 単語を動詞化」)
- commentator: 解説者、評論家、コメンテーター(「or: ~する人/モノ」)
- demented: 取り乱した、錯乱した(「de: 離れた、否定」)
- dementia: 痴呆、認知症
- remind: ~に思い出させる(「re: 再び」)
- reminiscence: 思い出話、回想(「ence: 単語を名詞化」)
- vehement: 激しい、強烈な、熱心な
- vehemently: 激しく、熱烈に(「ly: 単語を副詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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