今回はno bigger than/no better thanの意味・用法をまとめてみました。
少し特殊な用法なので、一発で訳すことは難しいかもしれません。
今回は、それぞれの訳と、そのような訳になる理由をサクッと確認していきましょう。
no bigger than/no better thanの意味・用法
no bigger than/no better thanの意味・用法は下記の通りです。
ポイント
- no bigger than~: ~ほどの大きさしかない(≒大きくない)
- no better than~: ~も同然
※noは強い否定を意味する (後ろのbigger/betterという単語を否定している)
どうしてこんな意味になるの?
noには「強い否定(後ろのbigger/betterという単語を否定している) 」の意味があることを押さえると、上記の訳も理解しやすくなります。
まずはno bigger thanから見ていきましょう。
これは下記のように分解して考えることが出来ます。
- no bigger: より大きい、なんてことは全くない
- than: ~よりも
このことから、「~ほどの大きさしかない」という意味になるのですね。「大きくない」という否定的な文脈で使用されます。
一方のno better thanも同じです。
- no better: より良い、なんてことは全くない
- than: ~よりも
このことから、no better thanは「~も同然」という意味になるのですね。
no bigger than/no better thanの例文
以上を踏まえたうえで、例文を見ていきましょう。
まずはno bigger thanです。
The animal is no bigger than a mouse.
(その動物はねずみほどの大きさしかない)
次にno better thanです。
They are no better than beasts.
(彼らはけだものも同然だ)
おわりに
いかがでしたか? 頭で理解したら、何度も音読して身につけてしまいましょう!
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